1989年3月18日生まれ、イギリスのサリー州出身。イギリス人ミュージシャンのフィル・コリンズを父に持ち、幼い頃から子役として活躍。5歳でアメリカへ移住し、記者、司会、コメンテイター、モデルなど幅広い活動を経て、2009年に『しあわせの隠れ場所』で映画デビュー。主な出演映画に『プリ―スト』(11年)、『ミッシングID』(11年)、『白雪姫と鏡の女王』(12年)『シャドウハンター』(13年)などがある。ファッション・アイコンとして若い女性たちから高い支持を得ている。
王子様の助けなど待たず、自分で運命を切り開く──白雪姫と意地悪でワガママな女王のバトルを描いた『白雪姫と鏡の女王』は、童話「白雪姫」に現代的な感覚を取り入れ、これまでのイメージを大きく覆した作品だ。
王子との結婚のために策略を巡らす毒舌・性悪な女王を楽しげに演じているのはジュリア・ロバーツ。その“ライバル”とも言うべき白雪姫を演じるのは新星リリー・コリンズだ。
コリンズは、大物ミュージシャン、フィル・コリンズの愛娘。「ELLE girl(英国版)」や「Seventeen」などで若きジャーナリストとしても活躍してきた彼女が、映画の公開を前に来日。ムビコレのインタビューに応じた。
コリンズ:母親がいつも私の背中を押してくれる存在で、何かひと言言われたからということはありません。常に、何かに挑戦するように育てられてきました。
コリンズ:彼女の映画は大好きだったので、共演できてとても光栄に思いました。彼女を見ていると本当に勉強になります。共演シーンの撮影で、彼女自身の撮影自体がなくても来てくれて、一緒に演技をしてくれました。また撮影前は、照明やカメラアングルについて、どこにクライマックスをもってくるかなど(監督などに)様々な質問をして自分の演技を決めていく。そういう姿を見ているだけでも本当に勉強になりました。私も、彼女のようなキャリアを積んでいきたいと思います。
それから、素顔のジュリアですが、とってもファニーな人なんです(笑)。まるで母親のように守ってくれ、私がちょっと不安そうにしていると、すぐに駆け寄ってきてくれて気遣ってくれました。
コリンズ:小さい頃はディズニーの『白雪姫』が大好きでセリフを覚えるくらい何回も見ましたが、確かに強いキャラクターというイメージはありませんよね。女王に圧倒されるし、王子様あっての白雪姫ですし。でも、今回は今の若い女の子たちに共感してもらえるようなものを作りたいと思っていました。自信があり、王子様を待たず自分の力で運命を切り開いていく。“私の白雪姫”は、王子様の手は借りるけど、王子様を救ってもいます。それこそが、今の女の子にアピールする部分だと思うんです。
コリンズ:歌のシーンはナーバスになったけど、同時にエキサイティングな緊張感もありました。なので、歌と踊りがあることで、より楽しい作品になると思っていました。
コリンズ:1番大変だったのは剣を使ったシーンで、4ヵ月間特訓しました。撮影ではコルセットを締めて長いパンツを着けていたので、もう大変! 雪のなかのシーンでしたが、実は雪に塩を使っていたので結構、暑くて(苦笑)。アクションは初めてだったので、殺陣を忘れないように、セリフを忘れないように、おまけに(王子様役の)アーミー(・ハマー)をケガさせちゃいけない……といろいろ気を遣わなければいけなかったので大変でしたが、満足する出来になったと思います。
コリンズ:見終わったあとの両親は、最初は感動しすぎて言葉が出ませんでした(笑)。1番嬉しかった感想は「見ていて、娘だということを忘れてしまった。白雪姫の成長の物語を見た気がする」と言われたこと。それこそが、まさに私が成し遂げたかったことで、両親をファンタジックな世界に連れ去りたいと思っていたんです。できればこれからも、女優としてそんな演技をしていけたらと思います。
コリンズ:好きなことを仕事としてやらせていただいているので、いつも笑顔なんです。でも、1番は仕事に関係ない友人と過ごすときかな。あとは、音楽を聴いていてステキな思い出を思い出すとき。人生は笑顔でいるほうが楽しいと思うので、いつも笑顔でいるようにしているんです。
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