1972年8月30日生まれ、カリフォルニア州出身。モデルを経て『マスク』(94年)のヒロインに大抜擢され映画デビュー。『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97年)では明るくフレンドリーなお嬢様役で好演し、注目を浴びる。『普通じゃない』(97年)、『メリーに首ったけ』(98年)などに主演しコメディエンヌとしての才能を発揮、『チャーリーズ・エンジェル』(00年)で更なる人気を獲得。09年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星を授与される。その他の主な作品は『シュレック』シリーズ(01年〜10年/声の出演)、『ギャング・オブ・ニューヨーク』(02年)、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(03年)『恋愛だけじゃダメかしら?』(12年)など。
『恋愛だけじゃダメかしら?』キャメロン・ディアス&ジェニファー・ロペス インタビュー
“妊婦役”に挑戦した2人のトップ女優を直撃!
恋愛の先にある出来事、妊娠にまつわる5組のカップルの右往左往を描いた『恋愛だけじゃダメかしら?』は、全世界で3500万部を売り上げた妊婦のバイブル「What to Expect When You’re Expecting」を映画化した作品だ。
思いがけない妊娠、待望の妊娠、養子を迎える決断……子どもをもつことに関する5つのエピソードを、キャメロン・ディアスやジェニファー・ロペスら人気スターたちが演じ、見る者の共感を呼び起こす。
ラブストーリーの一歩先を行くこの映画について、キャメロンとジェニファーに語ってもらった。
キャメロン:私が演じたジュールズ・バクスターはセレブなフィットネス・インストラクターなの。テレビ番組を持っていて、太り過ぎの人たちに痩せて人生を変えたいと思うよう指導していくのだけれど、映画では彼女のインストラクターとしての実績にはそれほど焦点が当たってないの。彼女はただのテレビタレントであって、『Celebrity Dance Factor』(“セレブとダンス”)という有名人のダンス対決番組に出ることになり、ペアを組むパートナーと恋愛関係になって、思いがけず妊娠してしまった。自分では不妊体質だと思っていたのよ。
ジェニファー:フリーカメラマンで不妊体質のホリーを演じたわ。妊娠できないことを悲しんでいて、養子を迎える決断を下すんだけど、夫のアレックスは彼女ほど心の準備が出来ていないの。彼も基本的には賛成だし、彼女との子どもを望んでいて、家庭を作りたいと思っている。だけど同時に、養子を取ることはたぶん彼にとってすごく重荷なんだわ。
キャメロン:私のパートナーを演じたのはマシューだけど、彼との共演は本当に楽しかったわ。私たちはお互いのことを何も知らなかったけど、彼のおかげですんなり完璧なパートナーシップが築けた。友だちから始めてどんどん親密になり、赤ん坊を授かるまでの関係になれたわ。そして2人は試行錯誤しながら愛情を深めていき、人生が変わるような試練を受け入れていくの。彼は本当にステキな人よ。一緒にダンスもしたけれど、すばらしいダンサーだった。とても楽しくてノリノリで踊ったわ。
ジェニファー:私が共演したのはロドリゴで、彼は素晴らしい俳優よ。不思議なことに、私たちは出会った瞬間にもう夫婦みたいだった。よく分からないけど、2人ともラテン系というのもあるし、会ってすぐに、お互いを通して役をつかめたの。
相手は自分が何者か分かってる、こちらも自分が分かってる、そんな感じ。私たちの相性はバッチリだったし、彼との共演は本当に楽しかったわ。
ジェニファー:正直な話、最初にスクリプトを読んだとき、私自身は双子を出産したばかりで、原作本をとてもよく知っていたから、映画も妊娠とはどういうものかを原作に則して描くのだろうと思ったの。でもこの作品はそうじゃなくて、原作本に書いてあるようなこととは全く違ってた。むしろ正反対よ。何が起こるのか、どうなるのか、まったく分からない。そして奇跡的な魔法のような瞬間が訪れる、私はそこが気に入ってるわ。なぜなら本当にそういうものだし、人生が変わるような出来事だし、予測できないものだから。
キャメロン:原作は男性と女性の両方に向けた(妊娠出産の)ガイドだから、この映画も当然、男性と女性の両方に見てほしいわ。
単に母親目線で描かれているのではなく、父親が経験するあらゆる試練も押さえているの。感情面でも肉体面でも精神面でも、愛する女性が自分の子どもを身ごもったときにすべての男性が経験する、あらゆる問題をね。そういう男性たちをよく描けていると思うわ。同じように(妻や恋人の)妊娠を経験してる人はたくさんいるもの。だから女性だけでなく、男性も登場人物の目線で見ることができる作品よ。そこが本当にすばらしいし、きっと多くの男性が、父親になるまでのプロセスを見たいんじゃないかしら。
キャメロン:とても笑えて楽しめる映画だと思うわ。豪華な出演者がコミカルなキャラクターを見事に演じている。同時に、誰もが経験することを本当に忠実に描いているわ。今の時代に、大人の男女が家庭を持つこと、家族を始めることがどういうことなのか。時には本当に簡単だったり、まったくの偶然だったりするけど、子どもを持つことが経済的あるいは医学的な理由で難しい場合もあるのよ。
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