1975年6月27日生まれ、サンタモニカ出身。子役としてCMモデルなどに出演していたが、1989年に映画デビュー。アカデミー賞脚色賞などを受賞した『サイダーハウス・ルール』(99年)で注目を集め、『スパイダーマン』(02年)に主演しブレイク。シリーズ続編の『スパイダーマン2』(04年)、『スパイダーマン3』(07年)にも出演。『マイ・ブラザー』(09年)ではゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされている。
F・スコット・フィッツジェラルドの小説を映画化した『華麗なるギャッツビー』。宮殿のような豪邸で夜ごと、豪華絢爛なパーティを開く美しき大富豪の姿と、隠された“真実”を描いたミステリアスな極上エンターテインメントだ。
本作でトビー・マグワイアが演じるのは、レオナルド・ディカプリオ扮するギャッツビーの隣人で語り手の、ニック。ディカプリオの親友でもある彼に、ディカプリオとの仕事について、そして映像美あふれる作品の魅力について語ってもらった。
マグワイア:そうだね、レオと一緒に仕事するのは本当に気に入っているよ。僕は、仕事と友情を別々には見ていないんだ。レオとは社交的なイベントのときに一緒にディナーに出かけたり、プライベートでいろんな話をしたりする。その両方が僕たちの関係を形作っているんだ。
僕たちはいろいろなことを正直に話せる関係だ。仕事についてもプライベートについてもね。この映画についても、レオと僕とそして監督とで、製作について話し合ったんだよ。
マグワイア:『ロミオ+ジュリエット』のオーディションを受けたから、バズはそのときから僕のことを知っているんだ。
マグワイア:いいや、オーディションはしなかったよ。最初はレオから電話があって、「僕とバズは『華麗なるギャッツビー』をやろうと話しているんだ」って言ってきた。そして、「君がニックを演じたらどうかって話しているんだ。だから、バズが君に会いたがっている」ってね。それからバズとレオと僕とで数時間話し合った。でもそれですんなり決まったわけではなく、撮影がスタートするまでには2年かかったんだ。
マグワイア:彼は最高だよ。ランチのときでも現場でもね。彼はいつも明確なビジョンを持っていて、僕たちをベストな方向へと導いてくれる。そしてしっかりと支えてくれるんだ。僕は、彼と一緒の時間を過ごすことが大好きだ。
マグワイア:自分が出ているすべてのシーンだよ! いや、それは冗談だけど(笑)、この映画のすべてのシーンが気に入っている。一番気に入っているのはお茶会のシーンかな。多分、撮影初日に撮ったと思うんだけど、試行錯誤しながら撮っていったんだ。アドリブを入れてみたりもした。あの時間は自分のキャラクターを探求する手助けにもなったから、特に気に入っているんだ。
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