2003年11月30日生まれ。メンズノンノ専属モデル。2022年ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』で俳優デビュー。『silent』『パーフェクトプロポーズ』に出演し、『夫の家庭を壊すまで』での演技が話題となる。他の出演ドラマに『その着せ替え人形は恋をする』『クジャクのダンス、誰が見た?』などがある。2025年の4月期は『ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜』『パラレル夫婦 死んだ“僕と妻”の真実』2本のドラマに出演中。
本作で演じた陰キャ。僕自身クラスに馴染めないと悩んでいる時期も…
4月期のドラマ『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』『パラレル夫婦 死んだ”僕と妻”の真実』の2本に出演し、今、ネクストブレイク俳優の最有力として期待される野村康太。
彼が初単独主演を飾る映画『6人ぼっち』が、5月2日に公開される。本作は『ハケンアニメ!』で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が企画・脚本を担当、『シグナル 100』などで俳優としても活躍する宗綱弟がメガホンを執り、一癖も二癖もある、クラスで“ぼっち”の6人が班を組まされて修学旅行に行く様子を描いている。

『6 人ぼっち』
2025年5月2日より全国順次公開 (C)2025『6人ぼっち』製作委員会
このたびムビコレでは、班長を強制的に任される陰キャの加山糸を演じた野村にインタビューを実施し、本作への思いや見どころ、高校時代の思い出などを語ってもらった。
・[動画]野村康太主演!波乱の修学旅行を描く『6人ぼっち』予告編
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野村:主演映画をやらせていただくことに関して、驚きと嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、座長として自分がみんなをまとめなきゃいけないって思いました。自分からみんなにたくさん話しかけようと思ってたのに、人見知りが出てしまって結局できなかったです。けれど、みんなに話しかけてもらえてとても助かりました。
野村:初めて台本を読んだ時に監督に「これ、僕です」って言ったんです。そのぐらい共感できる部分がたくさんあるし、僕自身は心の奥底に陰キャの要素があると思っていて、加山の人見知りなところはすごく「わかる」って思いました。でも、僕は最初は緊張するけど、慣れると打ち解けちゃうタイプですね。
野村:バッティングセンターのシーンで、加山が自分で打ってみたいって言って下手くそなフォームで挑戦するところ。僕なら自分が苦手なことはできるだけやりたくないと思ってしまうんですけど、加山は班長としてみんなを盛り上げるために、苦手なスポーツをまだ仲良くないみんなの前で頑張ってやっていて、格好いいなと思いました。

(C)2025『6人ぼっち』製作委員会
野村:僕もこの作品を通じて、悩んでいるだけじゃなく、勇気を振り絞って一歩踏み出すことは本当に大事だな、と思いました。その結果みんなが1つになることができたし、行動に移すか移さないかって大きいですよね。あと、なかなかクラスに馴染めないとか、どうしたら友だちができるんだろうとか、僕自身悩んでいた時期もあったし、そういう悩みを持っている方って実はたくさんいると思うので、いろんな方に共感していただける作品だと思います。

野村:僕は高校のクラス替えで友だちが一人もいないクラスにいくことになったことがありました。その時にどうしたらこの場に馴染めるかなとか、みんなの輪に入れるかなって思った時に、待っているだけじゃなくて些細な事でもいいので自分から話しかけて、相手のことをたくさん知ろう、良いところを見つけようと意識しました。
野村:ものすごく仲良くなって、撮影期間中はほぼ毎日みんなでご飯に行っていました。全員、ゲームのスマブラ(「大乱闘スマッシュブラザーズ」)が好きで、広島ロケの宿舎ではみんなでやって盛り上がりました。もうずっとゲラゲラ笑いながら話してて、本当の修学旅行みたいでした。

野村:『6人ぼっち』の方が感情移入はしやすいですね。この映画は役が良い方向に進んでいくので、役を通して元気になることができました。『ディアマイベイビー』の役は、過去のトラウマや、回を重ねるごとに精神が蝕まれていく流れがあるのでしんどい時もあります。ただ、どちらも演じていて楽しいことには変わりないです。前は演技のお仕事は緊張が上回ってなかなか楽しむことができませんでしたが、最近はお芝居にも慣れて色々な発見があるので、楽しい部分がどんどん増えています。
野村:最近気づいたのですが、多少引きずっているぐらいのほうが役に入り込めるように感じています。僕は切り替えが早いタイプではないので、プライベートでも引きずるほど入り込んで演じると、感情の起伏をより出せる気がします。

野村:山﨑賢人さんが好きです。お芝居もアクションも格好いいですし人柄も好きで、バラエティでの素の様子も素敵です。山﨑さんのように原作の実写化ものもやりたくて、演技力と体の使い方を身につけたいです。例えば、部活でバスケをしていたので、もし「スラムダンク」の実写化があれば絶対に出たいです。
野村:兄ですね。服の着こなしが格好よくて、私服がおしゃれで憧れています。似合う洋服の種類が違うので真似するのは難しいですけど、兄が着ているブランドで僕に似合う服を探したりしています。兄はランウェイの歩き方を教えてくれたり、僕の俳優の仕事もチェックしてくれて、しょっちゅう連絡をくれるんですよ。

野村:街中で声をかけていただくことが圧倒的に増えました。ただただ嬉しい気持ちでいっぱいですし、もっと多くの方に知ってもらいたいと思っています。でも、演技の実力がまだまだ足りないので、もっと磨かないといけないですね。

野村:ラブコメをやりたいです。犬系男子みたいな役とか、恋愛ものの2番手の報われない男子もやってみたいです。学生役ももっとやりたいと思っていて、次は陰キャじゃなくて陽キャの役をやってみたいです。高校生の時、教室内では比較的静かなほうでしたが、部活でははっちゃけてたので(笑)。

野村:高校では寮生活だったんですが、ここで話せないようなくだらないエピソードがいっぱいあります(笑)。部活でも先輩にちょっかいだしたり、後輩にちょっかい出されたりして、先輩後輩というよりも友だち同士みたいな関係で、とにかくよく追いかけっこしてました。
野村:共感できることが本当にたくさんある作品になっています。6人のキャラクターが立っていて、それぞれにスポットが当たるシーンもあって、大人の方にも「ああ、自分も学生の頃こんなんだったな」って思ってもらえるんじゃないかと思います。キャッチコピーに「青春できていない青春映画」ってあるんですけど、ちゃんと青春映画になっています。胸にグッと来るシーンもたくさんあるので、ぜひ多くの方に見ていただけると嬉しいです。
(text:入江奈々/photo:今井裕治)
(ヘアメイク:SUGA NAKATA〈GLEAM〉/スタイリスト:能城匠)
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