Anne-Dauphine Julliand
アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン
1973年、フランス・パリ生まれ。大学でジャーナリズムを学び、新聞や専門誌などに幅広く執筆。長女タイスを異染性白質ジストロフィーで亡くし、次女アズィリスも同じ病を発症。11年、タイスとの日々を綴った『濡れた砂の上の小さな足跡』(講談社刊)を出版し、35万部を超えるベストセラーに。13年、家族のその後を描いた『Une journee particuliere(「ある特別な1日」未邦訳)』を出版。17年、『子どもが教えてくれたこと』が公開とともにフランス国内で高い評価を受ける。同年、次女アズィリスが短い生涯を終えた。現在は苦痛緩和ケア財団の科学委員会のメンバーを務め、夫と2人の息子と共にパリで暮らしながら、フランス各地で講演活動を行っている。