小演劇界を席巻した傑作を、宮岡太郎監督が衝撃の映画化
『そして、バトンは渡された』、『花束みたいな恋をした』、『街の上で』、『アンダードッグ』など、数多くの話題作に出演した日本映画界注目の若手女優・萩原みのりが、『お嬢ちゃん』以来、3年ぶりの単独主演を務めるヒューマンドラマ『成れの果て』の予告編が公開された。
他、出演は、柊瑠美、木口健太 、田口智也、梅舟惟永、花戶祐介、秋山ゆずき、後藤剛範。
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原作は、劇作家・映像作家マキタカズオミが主宰する劇団「elePHANTMoon」が2009年に上演した同名戯曲。09年度サンモールスタジオの最優秀脚本賞を受賞するなど当時の小演劇界を席巻した傑作を、『gift』、『恐怖人形』など数多くの映画やテレビドラマの演出を手がける宮岡太郎監督が映画化した。
8 年前のある事件によって心に傷を負い、上京した小夜(萩原みのり)。その事件に関わった男性が自分の姉と婚約したことを知り、居ても立ってもいられず帰郷。彼女の過激な行動と言動は、周囲の人々をも巻き込み、それぞれの隠された人間性を抉り出してゆく.……というストーリーだ。
公開された予告編では、「交錯するエゴイズム」「渦巻く感情の嵐」といったテロップともに、怒り、悲しみ、憎しみなど、登場人物たちの負の感情がぶつかり合い、平穏な日常生活が狂い出す様をセンセーショナルに映し出している。
「私より幸せになろうなんて絶対に許さない」。
憎しみの果てに待ち受ける衝撃の結末とは…?
11月9日の先行プレミア上映会(新宿シネマカリテ)では、上演後に、萩原みのり、後藤剛範、宮岡太郎監督が登壇予定。
『成れの果て』は12月3日より全国順次公開される。
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