中国で放送禁止! エマ・トンプソンがトランプ前大統領ばりの政治家に!
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バカは生きるなと? 高IQ推奨社会の未来を予見!
「スターチャンネルEX」では、2019年から2034年までの15年間の社会情勢を、英国マンチェスターに住む、とある一般家庭の視点でブラックユーモアたっぷりに風刺した家族ドラマ『2034今そこにある未来』(全6話)を来年22年1月7日に国内独占で初配信。なお、「BS10 スターチャンネル」でも1月23日より放送する。この度、衝撃の予告が初公開された。
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「トランプ大統領二期目に再選」「IQスコアの低い国民から選挙権を剥奪する法案」など英国流ブラックジョーク満載の過激な展開で米ワシントンポストが「2019年最高傑作の1つ」と絶賛した一方、中国では放送禁止になるほど物議を呼んだ話題作。英国が正式にEU離脱する前の19年5月に放送が始まった本作品は、この先どうなるのかという英国民が抱いていた不安をある一般的な家族に投影し、彼らの周りで起こる金融破綻や異常気象、伝染病の猛威、世界中の政情不安とそれに伴う難民の問題などで変わりゆく世界がいかに普通の人々の生活を変えていくかを等身大で描き、世界に警鐘を鳴らしている。
主演のエマ・トンプソンが過激な発言を繰り返すトランプ前大統領を思わせる政治家をコミカルに演じている点も見どころの一つ。環境保護活動家としても知られるトンプソンは、“ジョージ・オーウェル級”の脚本を読み、そのリアルさと恐ろしさに惹かれたと明かしている。
物語の軸となるライオンズ家のメンバーにはロリー・キニア(『007』シリーズ)、ジェシカ・ハインズ(『ドクター・フー』)、ラッセル・トーヴィー(『ドクター・フー』)、リディア・ウエスト(『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』)らが出演し、等身大の家族を好演している。
クリエイターは『ドクター・フー』『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』を手がけた脚本家ラッセル・T・デイヴィス。インスタグラムの顔フィルター機能のように表情をホログラムで表せるマスク、脳とネットを連動させる人工知能を体に埋め込む手術、周囲の人のネット接続をワンクリックで切断できる装置、家庭用ロボット、90代の祖母も普通にスマートスピーカーを使って日常的に家族でグループ通話をするなど、イギリスの一般家庭に登場する近未来ガジェットが取り上げられているのも興味深い。
この度公開された予告映像では、エマ・トンプソン演じる経済界出身の政治家が国民を扇動するような過激なスピーチを繰り広げる姿と、不安定な社会情勢の影響を受けながらも生き延びようとするマンチェスターの一家の様子が映し出されている。世界が混乱に陥るなか家族を待ち受けるのは、お先真っ暗な世の中なのか、果たして栄光の未来は来るのか……!? 現代の日本にも通じるような、リアルな社会情勢を描き切った話題の家族ドラマをぜひチェックしてほしい。
ドラマ『2034今そこにある未来』は、来年22年1月7日より「スターチャンネルEX」で配信開始、「BS10 スターチャンネル」で1月23日より放送を開始する。
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