25歳の庵野秀明がプロとして初めて構成・編集を担当した伝説の特撮ドラマ復活！

#ザ・コンプリート・サンダーバード #サンダーバード #サンダーバード５５／GOGO #シン・コンプリート・サンダーバード #庵野秀明 2021.12.16

特撮人形劇の最高傑作『サンダーバード』日本放映開始55周年

1966年に日本で放送が開始され、今なお特撮人形劇の最高傑作として名高いTVシリーズ『サンダーバード』。その日本放送開始55周年を祝して発足された「サンダーバード55周年プロジェクト」の第4弾として、庵野秀明が構成・編集に関わった『シン・コンプリート・サンダーバード』HDリマスター版が、2022年1月30日にBS10スターチャンネルで放送決定、その特報が公開された。

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『エヴァンゲリオン』シリーズ、『シン・ゴジラ』（16年）などで知られる庵野が、25歳の時にプロとして初めての仕事として構成・編集に関わった『ザ・コンプリート・サンダーバード』。フィルム倉庫に眠っていた当時の映像に修復とHDリマスターを施し、修復されたリマスター音源をあて、再び庵野の構成・編集のもと新たに生まれ変わらせた作品だ。

『サンダーバード』の大ファンと公言している庵野が、数多くのメカニックを中心に細かなガジェッドや個性豊かなキャラクターたちが登場させ、サンダーバード愛が多くちりばめられているファン必見の作品となっている。

庵野は本作品について「1985年に構成・編集で参加させて頂いた『ザ・コンプリート・サンダーバード』は、当時、アッセンブルとインサートしか出来なかったアナログ編集時代に膨大な時間と手間を掛けて、周囲に大変な迷惑を掛けながら何とか形にしたものでした」と振り返る。

さらに「当初の構成案はメカグラフィティーとしてメカの活躍等を音楽に合わせた編集で魅せる予定でしたが、肝心のオリジナルサウンドトラックが存在しないという話を作業中に聞き、仕方なくMEテープ（音楽と効果音だけが入っているテープ）から使えそうな箇所をピックアップして貼り付けるしかなかったものでした」と苦労を語っている。

『シン・コンプリート・サンダーバード』HDリマスター版は、2022年1月30日にBS10スターチャンネルで放送される。