指笛が呼び起こす暴行の記憶! 彼女の悪夢は妄想か? それとも現実なのか?
#エイミー・サイメッツ#クリス・メッシーナ#ジョエル・キナマン#ノオミ・ラパス#マヤの秘密#ユヴァル・アドラー#サスペンス#予告編
“サスペンスの女王”ことノオミ・ラパスが脚本に惚れ込み、製作総指揮を担当
ノオミ・ラパス主演のサスペンス『マヤの秘密』が、2022年2月18日より劇場公開される。これに先駆けて日本版予告編が公開された。
本作品の主人公マヤを演じるのは、『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』(12年)『ストックホルム・ケース』(20年)など様々な作品で唯一無二の存在感を見せ、“サスペンスの女王”とも称されるノオミ・ラパス。彼女は本作品の脚本を読むや「これこそ私が探していた映画!」と出演を快諾し、製作総指揮も務めている。
共演に『ザ・スーサイド・スクワッド』シリーズのジョエル・キナマン、『夜に生きる』(17年)のクリス・メッシーナ、リメイク版『ペット・セメタリー』(19年)のエイミー・サイメッツ。監督は、アカデミー賞外国語映画賞のイスラエル代表に選ばれた『ベツレヘム 哀しみの凶弾』(13年)で注目されたユヴァル・アドラーだ。
今回公開された日本版予告編は、1950年代のアメリカ、公園で遊ぶ息子との穏やかな時間を過ごしていたマヤの耳に聞こえてきた“指笛”がきっかけで、彼女の表情が一変する場面から始まる。その“指笛”の男を慌てて追いかけるマヤの脳裏によみがえる、ある男からの暴行。「あいつだ」と確信した彼女は男を待ち伏せして誘拐してしまう。
震える声で「ナチス収容所から逃げて、ドイツ兵に見つかった」「女性たちは想像を絶する暴行を受けたわ」と夫に告白するマヤ。自宅の地下室に男を監禁し「私を忘れたの?」と尋問するが、相手は「誰かと勘違いしている」と否定し続ける。
一方、「確証がほしい」と男の身元を調べる夫は妻の行動に戸惑うが、「顔も指笛も私にしたことも忘れていない」と主張するマヤの行動は一気に暴走し始める。キナマン演じる男に「言え!」と平手打ちをし、自白を迫るラパスの鬼気迫る表情は見もの。果たしてマヤの悪夢は《妄想》か? 《現実》か? 見る者全てを疑念の渦に巻き込んでいく。
アドラー監督はノオミの熱演について「役に没入することで有名な彼女だが、このマヤという役には苦労させられただろう」と主演女優を労う。「彼女は本編中ほぼずっと極限の苦悩を抱いていなければいけなかった。私の要求は高かったけれど、彼女はその緊張感をキープしてくれた。やり過ぎることなくね」と絶賛する。
そして主人公マヤを演じるだけでなく、製作者として、監督、出演者へのオファーからキャラクター設定にも関わったノオミ自身も本作品にかける思いは強い。「以前にも製作を担当したことはあったけど、ここまで深く関わったのは初めてよ。素晴らしい冒険だったし、映画を製作するということがどれだけ大変な仕事かという勉強にもなったわ」と明かす。
カンヌで上映され話題となった最新作『LAMB』(21年)が控えるなど、世界中から出演オファーが絶えないノオミ・ラパスがほれ込んだ極限のサスペンスに注目だ。
『マヤの秘密』は2022年2月18日より劇場公開。
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