『恐怖のメロディ』(71年)で監督デビューして以来、最も敬愛される映画人としてハリウッドで第一線を走り、映画界を牽引し続けてきたクリント・イーストウッド。監督デビュー50周年記念作品『クライ・マッチョ』をいち早く鑑賞した各界著名人から激賞コメントが続々到着。イーストウッドが動物たちとの共演を語る、撮影の舞台裏をとらえたメイキング満載の特別映像と解禁となった。
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山田洋次監督、イーストウッドを語る
解禁された特別映像は、劇中に登場する馬の姿から始まる。イーストウッドは、「カウボーイとは牛と働く人のことだ」と語り、人気を決定づけた「ローハイド」では6年間馬に乗り続けていたと語る。落ちぶれた元ロデオマンを演じたイーストウッドは、数年ぶりにあぶみに脚を置いた瞬間に乗馬の感覚が戻ったという。
『クライ・マッチョ』で重要な役割を果たすのは、親の愛を知らない孤独な少年ラフォの相棒で“マッチョ”と名づけた闘鶏用のニワトリ。イーストウッドは「少年は雄鶏が勝てるようにマッチョという名前を付けた。雄鶏はこの映画の中でとても重要なキャラクターなんだ」と説明する。
実はこのニワトリは11羽用意され、それぞれに得意な演技を披露している。「雄鶏によって行動が違う。手を出すと、その手の上に飛び乗る者もいれば、もう片方の手に乗る者もいる。こちらが望めば、攻撃をする雄鶏もいる。見ごたえがあったよ」と、場面に応じて起用されたニワトリたちの演技を楽しんだ。
イーストウッドと同年代、精力的に映画を撮り続けている山田洋次監督は「『もっと老けろ、背を曲げてヨロヨロ歩け!』と叱りつける凛々しい監督と、穏やかに従う老俳優の姿が目に浮かぶ。両方ともクリント・イーストウッドだ」と、91歳にして現役を続けるイーストウッドに敬意を払う。
青春ミステリー「流」で直木賞を受賞した作家、東山彰良は「若いころにヤンチャをやった年寄りを演じさせたら、イーストウッドの右に出る者はいない。なんといっても存在に説得力がある。こういう年寄りを見せられたら、年を取るのも悪くないなと思えてくるのだ」と歳を重ねた名優が希望を与える作品だと評する。
「クリント・イーストウッド女になりたい」と公言するお笑い芸人、ゆりやんレトリィバァは、「『グラン・トリノ』さながらのイーストウッドと少年の絆が、胸にグッと込み上げてくるものがありました。最後に何があるか分からないのがイーストウッド監督作品ですが、本当に感動しました。大好きなイーストウッドは永遠の憧れや!」とイーストウッド愛あふれるコメントとともに、感動のラストを称賛している。
『クライ・マッチョ』は1月14日より全国公開。
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