コロナ禍で中止になった舞台「ロミオとジュリエット」が映画化! ベテラン俳優たちが語る「最悪のミス」とは!?

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(C) Rob Youngson

ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)の第1弾公開作『ロミオとジュリエット』が1月28日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで公開される。今回、キャストがストーリー要約に60秒でチャレンジ、さらに子どもたちの質問に答える映像が公開された。

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中止になった舞台を届けるべく生み出されたNTLiveオリジナル映画 

NTLiveは、英国ナショナル・シアターが厳選した世界で見られるべき傑作舞台をこだわりのカメラワークで収録し、各国の映画館で上映する企画で、今では40ヵ国を超える地域で展開、世界のNTLive観客の総計は55百万人を突破している。

コロナ禍により劇場は閉鎖され、舞台の上演も中止が相次ぐ中、「どうにか演劇を人々に届けたい」という思いを行動に移した『ロミオとジュリエット』の製作者たち。そして生まれたのが、初のNTLiveオリジナル映画である本作品だ。

今回、本作品の魅力を届けるべく公開されたのは、キャストによる「60秒のストーリー要約チャレンジ」と「子どもたちからの質問に答える」動画だ。

本来であれば、2020年にオリヴィエ・シアターで上演される予定だった舞台「ロミオとジュリエット」。出演者たちは、上演に向けて共に過ごしながら準備を進めていただけあり、チームの良い雰囲気が伝わってくる。

「舞台上で犯した最悪のミスは?」という「子どもたちからの質問」に対し、キャストからは「小道具を忘れて、5分もアドリブでやった」という回答や、「インターバル中にサンドウィッチが食べ終わらず、サンドウィッチを持ったまま舞台に出た」、「笑うシーンじゃないのに笑ってしまい、その場にいた全員笑い崩れた」というおもしろエピソードも飛び出した。

さらに、キャピュレット夫人役のタムシン・グレイグからは、「頭が真っ白になり、シーンを丸々飛ばした」という身の毛のよだつエピソードも。「座り込んで考えたわ。観客全員に返金するのにいくら必要だろうって?」と当時の様子を面白おかしく語った。

NTLiveの新しい試みである本作品。キャストの魅力がたっぷり伝わる動画と合わせてぜひ映画館で楽しんでほしい。

『ロミオとジュリエット』は、128日よりTOHOシネマズ日本橋ほかで公開される。