水辺の街で過ごす爽やかで、ちょっと不思議な、新しいヴァカンス映画『クレマチスの窓辺』が4月8日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開される。今回、特報映像が公開された。
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瀬戸かほ主演! 日活映画伝説の女優・小川節子約45年ぶりの復帰作
東京生まれ東京育ちの絵里は、ストレスが溜まる都会での生活を抜け出して、地方の水辺の街でヴァカンスを過ごすことに。亡くなった祖母の古民家で暮らす1週間の中で、絵里はその街で生きている人々と交流する。建築家の従兄、そのフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど、一癖ある人ばかり。そんな出会いと祖母の遺したものたちが絵里を少しだけ変えていく──。
風光明媚な島根県オールロケで日本発のヴァカンス映画を監督したのは、本作品が劇場デビュー作となる永岡俊幸。主演はモデルとして活躍し、『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1』(19年)などで女優としてもいま注目を集めている瀬戸かほ。街で出会う人々を個性豊かな俳優陣が演じ、1970年代の日活映画で活躍した伝説の女優・小川節子の約45年ぶりの復帰作でもある。主題歌「まどろみ」は、島根県出身のシンガーソングライター・ 山根万理奈による書下ろし曲だ。
今回公開された特報は、瀬戸演じる絵里が水辺の街に「ヴァカンスに」訪れるところから始まる。「久しぶり」と出迎えてくれる人や、祖母の知り合いと思われる人、さまざまな人との再会や出会いの様子が見られる。また、水辺の街の美しい風景も楽しめる特報映像になっている。
特報と共に出演者からのコメントも到着。主人公の従兄妹・菊池みずき役を演じた里内伽奈は「撮影中はこの街で生まれ育ったみずきの日常を大切にしていました。完成した作品にも私がこの街で感じた穏やかな時間や澄んだ空気がそのまま詰まっていて懐かしく感じました。そして何よりどこか旅に出たくなりました!」とコメント。
菊池駿介役の福場俊策は「この作品を見終わると思わずクスッとなります。冒険に出かけたくなります」、さらに駿介の婚約者である倉本結梨を演じた小山梨奈からは「完成した作品を見た際、実は絵里だけではなく、街のみんなも絵里という存在によって変化していく様子が、島根の素晴らしいロケーションと共に描かれていて本当に美しかったです」と完成作を見たときの感動をコメントした。
主人公・絵里と一緒に、見た人がヴァカンス気分を味わえる本作品。コロナ禍で遠くには行きづらい今だからこそ、ぜひ劇場で体感したい。
『クレマチスの窓辺』は、4月8日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開される。
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