阿部サダヲ×岡田健史W主演! 白石和彌監督が櫛木理宇のサスペンス小説を映画化
櫛木理宇のサスペンス小説を映画化した『死刑にいたる病』が、5月6日より劇場公開される。これに先がけて本作の特報映像が解禁された。
・阿部サダヲ×岡田健史W主演! 死刑囚から頼まれた一件の冤罪証明とは?
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった…。
日本史上類をみない連続殺人鬼・榛村を演じるのは、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で主人公の田畑政治役を熱演した阿部サダヲ。収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る雅也には、ドラマ『中学聖日記』で有村架純の相手役として衝撃のデビューを果たして以来、『MIU404』や『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』、大河ドラマ『青天を衝け』など話題作への出演が続く注目の若手俳優・岡田健史。
監督を務めるのは、日本映画界で最も注目される監督の1人、白石和彌。史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』(13年)で注目を集め、恋愛ミステリーに挑戦した『彼女がその名を知らない鳥たち』(17年)や、警察とやくざの血で血を洗う攻防戦を過激な描写も辞さずに描いた『孤狼の血』(18年)で高い評価を得ている。
脚本は『そこのみにて光り輝く』(14年)『オーバーフェンス』(16年)などを手がけた脚本家・高田亮。白石監督とは初タッグとなる。原作者の櫛木は、2012年に学園ホラー「ホーンテッド・キャンパス」で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞してデビュー。同年、少女たちのダークな物語「赤と白」(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞。原作は初版「チェインドッグ」のタイトルで発売され、文庫化に合わせて「死刑にいたる病」に改題された。
『死刑にいたる病』は5月6日より全国公開。
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