代表曲「Ain’t Nobody’s Business」を披露!
伝説のジャズシンガー、ビリー・ホリデイとFBIの対決を描いた映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』が公開中。この度、アンドラ・デイの圧巻のパフォーマンス映像が公開となった。
・ビリー・ホリデイは“公民権運動のゴッドマザー”キャスト・監督らが本編映像と共に語る/映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』特別映像
公開された映像は、ビリー・ホリデイ(アンドラ・デイ)が代表曲「Ain’t Nobody’s Business」を歌うシーンを捉えたもの。FBIに狙われ麻薬の使用で逮捕されたビリーがステージに復帰するシーンだ。
「今、緊張している」と舞台に立つビリー。「よく記者に聞かれる“なぜあんなことを?”」「“誰々を見習え”って、だからこれが私の答え」、そう言って「私はやりたいことをやるだけ」という歌詞を持つ「Ain’t Nobody’s Business」を歌い出す。ビリー・ホリデイの歌声は黒人白人問わず人々を魅了し、会場は一気に拍手に包まれる。
まさにビリー・ホリデイが乗り移ったかのような圧巻のパフォーマンスだが、初めはアンドラには事前にレコーディングした曲に口パクで演じさせる意向だったという。しかし、撮影中にそれではどうにもしっくりこないと気付いた監督のリー・ダニエルズが変更した。ビリーの唯一無二のパフォーマンスを表現するには、ライヴで撮影することがおそらくはただ一つの方法だったとリー・ダニエルズは語る。「ビリーは自分の真実を生きた。彼女は同じ歌を同じ方法で歌ったことがなかった。何度も繰り返す術を知らなかったんだ」
本映像で楽しむことができる「Ain’t Nobody’s Business」のほか、「All of me」や「God Bless The Child」、そして「奇妙な果実(Strange Fruit)」など錚々たるビリー・ホリデイの代表曲の数々を歌い上げるアンドラ・デイの圧巻のパフォーマンスの数々。ぜひ劇場で堪能してほしい。
映画『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』は公開中。
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