公開時世界中が熱狂、“HIPHOP”を世に知らしめたストリートカルチャーのマスターピース！

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ストリートカルチャーのマスターピース『Wild Style』が、製作40周年を記念して、9月2日より全国公開される。今回、予告編が公開された。

HIPHOP黎明期のリアルな空気感をそのままスクリーンで体感できる

1982年、ニューヨーク、サウス・ブロンクス。グラフィティライターのレイモンドは、深夜に地下鉄のガレージへ忍び込み、スプレーで地下鉄にグラフィティを描いていた。レイモンドのグラフィティはその奇抜なデザインで評判を呼んだが、違法行為のため正体を明かせずにいた。もちろん、恋人のローズにも秘密だ。

ある日、彼は先輩のフェイドから新聞記者ヴァージニアを紹介される。これまでに何人ものアーティストを表舞台に送り出してきたバージニアから仕事の依頼が舞い込むが、仕事として描くことと自由に描くことの選択に思い悩む……。

約40年前のNYにて産声をあげたばかりのHIPHOPというストリートカルチャーを描いた本作品。83年に公開されると、世界中で熱狂を呼んだ。それから40年後の現在、音楽やファッション、文化の中に当たり前に定着しているHIPHOPの存在を最初に世に知らしめた伝説的な作品だ。

82年、監督チャーリー・エーハンから「この新しいカルチャーHIPHOPを映画にしよう」と提案されたFab5Freddyは、仲間に声をかけ、本作品を制作。

映画に出演したのは、「Lee」のサブウェイアートで有名なグラフィティライター、リー・キノネスをはじめ、当時のシーンの真っ只中にいた本物のライターやDJ、ダンサーたち。HIPHOP黎明期のリアルな空気感をそのままスクリーンで体感できる1本である。

今回、予告編が公開された。現地の空気感は、予告編からも生々しく伝わってくる。音楽、グラフィティ、ファッション…HIPHOP好きもそうでなくても、隅から隅まで目や耳で楽しめる作品だ。

また、併せてポスターも公開された。ポスターは当時の写真を用いたバージョンの他に、アーティストのNaijel Graph（ナイジェルグラフ）が描き下ろしたビジュアルも公開。こちらもぜひチェックしてほしい。

『Wild Style』は9月2日より全国公開。

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