満島ひかり、空気が読めない阿部サダヲにちょっと迷惑?三重苦の迷惑男がたどり着く“奇跡”描くヒューマンドラマ
#アイ・アム まきもと#おみおくりの作法#でんでん#國村隼#坪倉由幸#宇崎竜童#宮沢りえ#松尾スズキ#水田伸生#満島ひかり#阿部サダヲ
『謝罪の王様』『舞妓Haaaan!!!』コンビが贈る迷惑系ヒューマンストーリ
阿部サダヲ主演、水田伸生監督による迷惑系ヒューマンストーリー『アイ・アム まきもと』が、9月30日より劇場公開される。今回、本作の本予告映像が解禁された。
・宮沢りえ、孤独死をみおくる阿部サダヲに「常識が通じない。女ゴコロも察してくれず」
主人公の牧本は“おみおくり係(=お一人で亡くなった方を埋葬する)”として小さな市役所で働いているが、全く空気が読めない、人の話を聞かない、なかなか心を開かない、周りからするとちょっと頑固で迷惑な存在だ。つい周囲のルールより自分のルールを優先してしまう彼は、同じ市役所の同僚や上司、警察や葬儀屋さんにもご迷惑をおかけしてしまう日々を送っていた。
ある日、牧本は人知れず亡くなった蕪木の身寄りを探すため、彼のかつての友人や知人を訪ね歩く。そして唯一の身寄りである娘・塔子に辿り着き、蕪木の知られざる想いと共に彼の人生を辿ることとなる。“亡くなった人の想い”を大切にするがゆえに、ちょっと迷惑な牧本の行動は、やがて人と人を繋ぎ、自らも変えていく。
主人公の牧本壮役は、『舞妓Haaaan!!!』(07年)『謝罪の王様』(13年)等に続き水田伸生監督とタッグを組む阿部サダヲ。牧本が出会う蕪木の娘・津森塔子役に満島ひかり。牧本の迷惑に巻き込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキ、坪倉由幸(我が家)ら個性豊かな豪華キャストが集結した。
原作は第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(15年)。ドラマ『ゆとりですがなにか』『初恋の悪魔』で知られる水田伸生監督が、笑って泣けるエンタテインメントに昇華させている。
解禁された本予告映像には、周りから少しうっとおしがられている牧本が、孤独に亡くなった蕪木のお見送りに身寄りやかつての知人を集めようと奮闘する姿が描かれる。ある日、新任の上司となった小野口からおみおくり係の廃止を告げられてしまうが、牧本は最後の仕事としてなんとか蕪木の身寄りを探し出し、参列者を呼ぼうと決意する。わずかな手がかりから、蕪木の唯一の娘・塔子や元恋人みはるにやっとの思いでたどり着くも、彼女らは参列を拒み…。
何かに集中すると猪突猛進でついつい視野が狭くなってしまい、人に迷惑をかけてしまうこともしばしば。しかし、亡くなられた方を一心に思い、牧本は奔走する。その無垢な想いは、普段から牧本の突飛な行動に迷惑を被り続けている刑事・神代をはじめ、蕪木に命を救われたと語る槍田らの心を動かす。果たして、牧本は“最後のおみおくり”を無事に行うことができるのか? そして彼がたどリ着く“奇跡”とは?
主演の阿部は、「役者は牧本みたいに視野をせまくしちゃダメじゃないですか。カメラもあるし、音声さんも意識しなくちゃですし、滑舌もよくしないと…でも、人に対して真っ直ぐになれる牧本には憧れもあります!」と、自身が演じる牧本というキャラクターの魅力を語っている。
『アイ・アム まきもと』は9月30日より劇場公開される。
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