話題のドラマ『エルピス』で存在感のある演技を披露した三浦透子が共演
東出昌大主演、三浦透子が共演する『とべない風船』より、東出演じる主人公が豪雨の中で泣き叫ぶシーンを捉えた予告編を紹介する。
・東出昌大、豪雨で家族を失った男を演じ「生きていく事の複雑さと残酷さと、人と生きる素晴らしさを知った」
本作は、豪雨で家族を失い心を閉ざした主人公と、人生に迷い疎遠になった父親に会いに島にやって来た元教師の女性、2人の出会いと心の行方を多島美が連なる瀬戸内海を舞台に描いた感動作。2018年に起きた西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督が、「ここ広島で生活しているからこそ、豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意し、被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。
瀬戸内海の島で漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二役に東出昌大。過去のトラウマから島に逃げてきた元教師の女・凜子役には、今話題のドラマ『エルピス』でも存在感のある演技を披露する三浦透子。また、小林薫が凛子の父親役、浅田美代子が島民行きつけの居酒屋の明るい女将役で出演する。
予告編には、数年前に起こった豪雨で家族を失い、心に傷を抱えたまま漁師をしながら孤独に生きる主人公・憲二、過去のトラウマから逃げるようにして島にやって来た元教師の女・凛子の姿が捉えられている。憲二は豪雨のなかで泣き叫び、凛子はその姿を静かに見つめる。映像に添えられているのは、憲二の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」。憲二が黄色い風船をあげ続けるのはなぜなのか?
『とべない風船』は12月1日より広島先行公開、2023年1月6日より全国順次公開される。
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