昨年、最終上映として公開された映画『戦場のメリークリスマス 4K修復版』。公開のタイミングで緊急事態宣言が発令されたことにより「劇場に足を運びたいが今は行けない」という声を多数受けて今回、上映権利の期限が今年の3月末に迫った2023年1月13日より新宿武蔵野館ほかにて、最後の最後のリベンジ上映を行うことが決定した。
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『戦場のメリークリスマス 4K修復版』これが本当に最後の最後! 来年4月から作品が国立機関に収蔵予定
昨年2021年4月16日から、新宿武蔵野館ほか全国9館でスタートして最終的に約100館で上映した本作。初週合計来場者数が5273人を動員した、興行収入は729万3500円を記録した。
終映後、客席から拍手が起き、涙する人々や、公開を記念して販売したパンフレットやグッズを求めて長蛇の列ができるなど熱気に包まれた初週末には、ゴールデンウィークに向け、さらなる盛り上がりが予想されていた。しかし、そのタイミングで政府から緊急事態宣言が発令。都内ほか約10館が休館し一時上映中止に。その後は、営業時間の短縮や、座席指定券の事前販売休止などの措置を取りながら上映は再開されたが、足を運びたい気持ちはあっても自粛を余儀なくされた方も。
そこで最終上映期限が2023年3月末に迫ったこのタイミングで最終リベンジ上映が決定。上映は、大島渚監督作品が2023年4月に国立機関に収蔵される予定のため、最後の大規模ロードショー公開として企画されている。後世に多大な影響を残し、鮮烈な印象を多くに人に与えた日本が誇る鬼才の作品がスクリーンで見られる貴重な機会となる。
『戦場のメリークリスマス 4K修復版』は2023年1月13日より全国順次“最終”公開。
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