観光客は帰れ! 社会問題化するオーバーツーリズムを背景にした狂気の連続殺人事件
#アレックス・デ・ラ・イグレシア#イングリッド・ガルシア・ヨンソン#カテリーナ・ムリーノ#べネシアフレニア#ホラー#映画
鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督による過激なエンタテイメント
鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督が贈る新作ホラー映画『VENECIAFRENIA』の邦題が、『べネシアフレニア』に決定。本作より、日本版アートワークと特報映像を紹介する。
・[動画]1人、また1人と姿を消していく観光客! ホラー映画『ベネシアフレニア』特報
・あの女は本当に母なのか? 不可解な失踪後に戻ってきた母親が繰り返す異常な行動!
本作は、イタリアの“ジャーロ映画”へのオマージュを散りばめながら、近年世界各国で社会問題化している「オーバーツーリズム」をモチーフにしたサスペンス・ホラー。観光客と狂気の連続殺人鬼との対決を、スタイリッシュな映像とエクストリームなストーリーテリングで、超一級のエンタテインメントに仕立て上げている。
結婚を間近に控えたスペイン人のイサと友人たちは、独身最後に羽目を外そうと、カーニバルで賑わうイタリア・ヴェネツィアを訪れる。しかし、到着した彼女たちを待ち受けていたのは「観光客は帰れ」というプラカードを掲げた大勢の人々。近年ヴェネツィアでは、観光客の増加による環境悪化が社会問題になっていたのだ。
イサたちが気を取り直して観光を楽しもうとボートに乗り込むと、そこに突然カーニバルの衣装を着た奇妙な道化師が同乗してくる。彼女たちはその不気味な雰囲気さえも楽しもうとするのだが、道化師は観光客を次々と殺害する狂気の殺人鬼だった。浮かれたイサの仲間たちは、殺人鬼の標的となり1人また1人と姿を消してゆく…。
監督を手掛けるのは、クエンティン・タランティーノも絶賛したヴァイオレンス・アクション・スリラー『気狂いピエロの決闘』(10年)でヴェネツィア国際映画祭の監督賞・脚本賞を受賞した鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア。彼のもとに、スパニッシュホラーの傑作『REC/レック』シリーズの撮影監督を務めた俊英パブロ・ロッソや、『白鯨との闘い』(15年)などのハリウッド大作にも参加した作曲家ロケ・バニョスら一流スタッフが集結した。
・狂気の儀式に返り血…。遺体だらけのアパートに取り残された住人の運命は?
日本版ポスターは、ヴェネツィアの街と無数の髑髏が溶け込んだ仮面の男の真っ赤なシルエットが描かれている。街全体が彼に支配されていて、どこにも逃げ場がないかのような絶望感が伝わってくるようなデザインだ。
特報映像には、ヴェネツィアを訪れた若者が仮面の男に無差別に狙われ、道化師が「これは復讐だ!」と叫ぶ様子が収められている。果たして狂気の殺人鬼たちの目的は何なのか? そして、彼らに狙われた主人公たちの運命は?
『べネシアフレニア』は4月21日より全国公開。
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