『ハロウィン』3部作の監督が語るジョン・カーペンターへの想い、創作の原点とは?
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ジェイミー・リー・カーティス「シリーズ最終章はものすごく強烈」
全米No1ホラー映画『ハロウィン』シリーズの最終章『ハロウィン THE END』より、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督がジョン・カーペンターへの思い、創作の原点を明かすメイキング映像を紹介する。
・“ブギーマン”こと殺人鬼マイケルが復活! ハドンフィールドの町を恐怖で包む場面写真公開
1978年、鬼才ジョン・カーペンター監督が32万5000ドルの製作費で作り上げ、4716万ドルの全米興行収入を記録した『ハロウィン』。ホラー映画の金字塔として愛される同作は、映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えている。
その78年版の40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』は、2018年に公開され全世界で2億5561万ドルを稼ぐ大ヒット。2021年には続編『ハロウィン KILLS』が公開され、コロナ禍にありながら全世界で1億3164万ドルの興行収入を記録。シリーズ最新作『ハロウィン THE END』は、『ハロウィン』『ハロウィン KILLS』に続くシリーズ最終章となる。
殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを襲った事件から4年。自身のトラウマと向き合い、孫のアリソンとともに幸せを手に入れようとするローリーは、穏やかな生活を送っていた。
だが、悲しい過去をもつ孤独な青年コーリーが、4年間姿を消していたマイケルと遭遇したことから事態は一変。ヤツはまだ生きていたのだ。人々の心の弱さに、マイケルが静かに忍び寄る。長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対決に挑むローリーだったが、その先には壮絶な闘いが待っていた。
前作に引き続き監督・脚本・製作総指揮を務めるのは、デヴィッド・ゴードン・グリーン。キャラクター原案・製作総指揮・音楽をシリーズ生みの親である巨匠ジョン・カーペンターが務め、『透明人間』(20年)『ハッピー・デス・デイ』(17年)など良質ホラー作品を量産する“恐怖の工場”ブラムハウス・プロダクションズが製作にあたった。
『ハロウィン』から『ハロウィン KILLS』、そしてシリーズ最終章となる本作の脚本・監督を手掛けたグリーン。カーペンター監督の78年版『ハロウィン』の大ファンである彼は、オリジナルをリスペクトしながらも、独自の切り口で3作にわたる物語を紡いできた。グリーン監督は本作において「マイケル・マイヤーズを掘り上げた」「伝承を尊重しつつ、ひねりを加えた」と語っている。
本作には78年版のオープニングを思わせるショットが挿入されていたり、ローリーが78年版と同じようなブルーのシャツを着ていたりと、カーペンターへのオマージュが随所に散りばめられている。さらにグリーン監督によれば、カーペンターの『クリスティーン』(83年)や『ザ・フォッグ』(80年)も参考にしているという。
78年版『ハロウィン』以降、44年にわたり主人公ローリーを演じてきたジェイミー・リー・カーティスは、新3部作のフィナーレとなる本作を「ものすごく強烈」と表現する。
『ハロウィン THE END』は4月14日より全国公開される。
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