日本で唯一のホラージャンルに絞った一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の初大賞受賞作品『みなに幸あれ』より、特報映像&新キャスト&コメントを紹介する。
・ネット掲示板発オカルト都市伝説の実写映画、Netflix TOP10で3週連続ランクイン
古川琴音が得体の知れない“何か”に翻弄され、巻き込まれていく
主演は、今最も旬な俳優の一人で、若手俳優の中でも抜きんでた演技力で評価の高い古川琴音。古川自身初めてのホラー映画への出演となる。メガホンをとるのは、「日本ホラー映画大賞」にて同名タイトルの短編映画として大賞を受賞した下津優太。下津は本作にて商業映画監督デビューとなり、見も見たことのない斬新な恐怖の世界を創り上げることに挑む。そして、総合プロデュースを手掛けるのは、日本ホラー映画界の重鎮である清水崇。
本作は、「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という、人類の宿痾と言ってもいいテーマを根底に描くホラー映画。とある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていく様を描き、「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる」という得体の知れない恐怖と対峙していく——。
今回、本作の特報映像が公開された。田舎に住む祖父母を訪ね、久しぶりに家族水入らずの幸せな時間を過ごしていた古川演じる“孫”。にこやかに微笑む優しい祖父母と過ごす穏やかな時間も束の間、ゆっくりと確実に不穏な影がこの家族に忍び寄る。血まみれの孫と祖父母、半裸で白昼を徘徊する目が虚な村人、炎に包まれ横たわる人…次々と挟み込まれる、得体の知れない「何か」、そして、その存在に翻弄されていく孫。今まで見たことのない映像表現の数々に一瞬も目が離せなくなる映像となっている。
今回、新キャストとして松大航也の出演が決定し、松大と下津監督よりコメントが届いた。
下津監督は「理想ばかりを描いているだけでは何も解決しません。現実と向き合い受け入れることは非常に苦しみを伴う作業です。『みなに幸あれ』という題には、希望と皮肉の意味を込めています。この問いに対して『現実を受け入れ、理想を描き続けること』を希望として捉えました」とタイトルにこめた“希望と皮肉”、そして本作のテーマの根幹となる思いを明かしている。
また、主人公・孫の幼馴染の役で出演することが明らかとなった松大は、「この作品では『犠牲』『幸せ』がテーマの作品でホラーというジャンルでありながら、とても考えさせられる作品です。自分が演じた『幼馴染』は、社会の仕組みには入ることができず、どうしようもない現実を突きつけられていても、それでも本作のテーマである『幸せ』をよく考えた人物です」と役どころや本作の見どころについてコメントしている。
『みなに幸あれ』は2024年に公開予定。
・[動画]古川琴音、緊張でインタビュー撮影ストップの表情がかわいい/映画『スクロール』インタビュー
NEWS
PICKUP
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04