二宮和也×波瑠『アナログ』予告編公開! 幾田りらの書き下ろし楽曲「With」が2人の恋を彩る
大切な人に会える喜びを改めて知った今だからこそ、愛する人を想い続ける心に涙する
主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎え、ビートたけしによる原作小説を映画化した『アナログ』より、本予告とポスタービジュアルを紹介する。
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本作は、コロナ禍を経た今だからこそ実感する“会うこと”の大切さ、いつの時代も変わらない愛の原点=〈大切な人にただ会える喜び〉を描いた感動作。喫茶店で出会った男女が、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せず、週に一度だけ“会うこと”を大切にしてゆっくりと関係を紡いでいく。
紹介する予告編は、デザイナーの悟(二宮)が行きつけの喫茶店「ピアノ」で、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会うシーンから始まる。2人は連絡先を交換せずに週に一度、木曜日にピアノで会いましょうという約束を交わす。直接会うことでかけがえのない時間を丁寧に積み重ねていく、そんな2人の関係性を、悟の親友の高木(桐谷健太)や山下(浜野謙太)らは、「面白いかもな。時代に逆らったアナログな付き合い方」と温かく見守る。
「幸せになりな」という母・玲子(高橋惠子)の言葉にも背中を押され、想いが募った悟はみゆきにプロポーズすることを決意。「来週、みゆきさんにちゃんとお話ししたい事があります」「私も、お話したいことがあります」。翌週に会う事を約束し、笑顔で別れた2人。
しかし、約束のその日、彼女は現れなかった。彼女との在りし日を思い出し、孤独と喪失に包まれる悟。そんな悟を心配する大阪支社の後輩・島田(藤原丈一郎)や、友人たち。みゆきの姉・香津美(板谷由夏)からは「約束してほしいの。忘れるって」と言われるも、悟の意思は固く「どんなみゆきさんでも、みゆきさんに会いたいんです」と想いを口にする。
みゆきが隠していた過去、そして秘められた想いとは―。時を経て明かされる真実に、誰もが涙する。
悟の気持ちに寄り添い、予告編全編を切なく彩るのは、幾田りらによるインスパイアソング「With」。幾田の楽曲「スパークル」はストリーミング1億回再生を突破し、2022年の第73回NHK紅白歌合戦では初披露のmilet×Aimer×幾田りら「おもかげ (produced by Vaundy)」が話題となった。2023年3月には自身初のアルバム「Sketch」をリリースしている。
YOASOBIのボーカルikuraとしても活動し、世間を賑わせ、国内外を問わず若者を中心に絶大な人気を誇る幾田が、書き下ろし楽曲を本作に提供した。映画本編を鑑賞し、号泣したという幾田。その勢いでインスピレーションのまま書き上げ、さらに自身の経験とも照らし合わせながら歌詞を紡いだ。
劇伴及びインスパイアソングのプロデュースは、4人組バンドandropのVocal&Guitar・内澤崇仁が担当。バンド活動以外にも映画『サヨナラまでの30分』(20年)での音楽プロデューサーや、映画『君は月夜に光り輝く』(19年)の劇中音楽、蜷川実花の個展音楽などを担当する多才な内澤だが、劇伴全編を内澤崇仁名義で担当するのは今回が初となる。そんな内澤が幾田りらによるインスパイアソング「With」のプロデュースも担当することで、映画本編とインスパイアソングを横断し、映画『アナログ』の世界観を音楽面で強固に構築する。
内澤は「港さんの脚本とタカハタ監督の視点がデジタルでは捉えきれない微細な感情や人間関係のニュアンスを際立たせ、優れた演者陣の繊細な表情や仕草が作品へさらなる深みと命を吹き込んで、完成された映画を見終わったときは感動で動けませんでした。人を愛するとはどういうことなのか、人と人との絆とはどんなものなのかを改めて考えさせられました」と本作の感想について語り、また「幾田りらさんの楽曲『With』は情緒深く、真っ直ぐな愛の強さと繊細さを詩的に表現されており、幾田さんの切なく美しい歌声にも感動しました。そんな素晴らしい楽曲を最大限引き立てることができるよう一生懸命臨ませていただきました」と楽曲についてコメントしている。
本ポスタービジュアルでは、一筋の涙を流して微笑む悟と、無垢な笑顔を見せるみゆきの表情が切り取られている。ラブストーリーにも関わらず、恋するふたりは上下に分割して配置されており、「会いたい。たとえ何があっても。」というコピーと共に、やがて会えなくなってしまう悟とみゆきの運命を暗示する。会えなくなったその先にふたりが迎える展開とは? 愛の原点を描き、涙なしでは見られない、この秋一番の感動作に期待が高まる。
『アナログ』は10月6日より全国公開。
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