赤楚衛二、『ゾン100』撮影でゾンビのクオリティに驚き「ゾンビって存在するんだって思いました(笑)」
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『ゾン100』の世界観をカラフルでポップに再現した「ゾンフェス」開催
Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』の世界観をカラフルでポップに再現し、様々な体験エリアが楽しめる体験型試写会イベント「ゾンフェス」が開催され、赤楚衛二、白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝、石田雄介監督が集結した。
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イベントには、本作の主人公・天道輝を演じた赤楚衛二を筆頭に、リアリストなヒロイン・三日月閑役の白石麻衣、アキラの親友ケンチョこと竜崎憲一朗役の栁俊太郎、アキラの上司である小杉権蔵役の北村一輝、監督を務めた石田雄介ら豪華ゲストが登壇。作品にちなんだカラフルな服装を身に纏い、ゾンビメイクを施した観客もいる満員の会場を見渡し、笑顔を見せた。
それぞれが演じた役のキャラクター性や注目してほしいポイントについて赤楚は、「アキラは本当に前向きでポジティブなキャラクターですが、ブラック企業でゾンビのように生きています。だけどパンデミックが起こって世界が180度変わる人物です!」とアピール。
白石は「シズカはクールで真っすぐな女性。リスクヘッジを最優先して、論理的に行動する女の子です。アキラとケンチョと出会って、馴染んで楽しくなって来た時の表情の変化に注目して見ていただけたら嬉しいです」と解説。
栁は「ケンチョは非常にビビりで頼りがいがない、情けない男なんですけど、そういう人間味のあるケンチョが成長していく姿を楽しんで頂きたいです」、北村は「(小杉は)ホントに嫌な人だと思います(笑)。僕の役がどうこうというより、描かれている青春群像劇に入りたかったです(笑)」とそれぞれコメント。
ゾンビ映画でもありコメディ映画でもある、まったく新しいエンタメ作品である本作を成立させるために意識していたことを問われると、赤楚は「シチュエーションが面白いだけで、本人たちは一生懸命生きてるので、笑かそうという気持ちはなく、純粋な気持ちで演じさせていただきました」とリアリティのある等身大の演技を心がけたことを明らかにした。
白石は「サメゾンビとかと対決する時はしっかり真面目に真剣に。アドリブじゃないですけど、楽しむところは楽しんでいるので、そういうところがコメディじゃないですけどポップになっていると思います」と作品の緩急が生み出す面白さについてコメント。
栁は「現場での雰囲気は本当に真剣で、当の本人は必死にゾンビから逃げてました。だから出来上がって見たときにここで笑ってるんだとか、気づくくらい現場では熱くやっていました」と無我夢中で駆け抜けた熱い撮影を振り返った。
また、ゾンビのクオリティの高さについて赤楚は「めちゃくちゃリアルですね。ゾンビって存在するんだって思いました(笑)。目が見えないから眼球を動かさないとか、意思がないからぶつかったり転んでも手を付かないとか、監督のものすごいディレクションがありました」と絶賛した。
北村は「ゾンビから逃げることが多かったのですが、ゾンビ役の方が速すぎて、すぐ捕まっちゃいました、映画終わっちゃうから(笑)」とまさかの裏側を語り、会場の笑いを誘った。
最後に赤楚は「すごく沢山の方々と一緒につくった作品です。それがやっと配信されるというのはすごく嬉しいです。これを見終わった後にすごく前向きな気持ちになれる、すごく僕自身も勇気づけられる、エンタメの力って素晴らしいなと感じました。ぜひこの夏はゾン100で楽しんでいただきたいです」と想いを込め、イベントは興奮冷めやらぬ中、幕を閉じた。
『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』はNetflixにて独占配信中。
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