「今から彼女を少しずつ売る」恋人が違法なライブ配信の餌食に…デジタル性犯罪から彼女を救う方法は?『配信犯罪』予告編
『新しき世界』の名優パク・ソンウンが違法ライブ配信のホストを怪演
韓国発のライブ配信スリラー映画『配信犯罪』が劇場公開されることが決定した。本作より、日本版ポスタービジュアルと予告編を紹介する。
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日々巧妙さと危険度を増し、誰もが無関係ではいられないデジタル性犯罪。「n番部屋事件」以降、関連法が改正され厳罰化が進んだ韓国でも、依然社会問題として存在し続けている。もし、自分の恋人が今にも危険にさらされようとしていたら?
友人から違法ライブ配信のリンクを受信していたことがバレてしまい、恋人のスジンにフラれそうなフリーランスプロデューサーのドンジュ。大企業への就職活動に挑みつつ、スジンのサプライズ誕生日パーティーの準備をしていると、彼のPCに謎のライブ配信リンクが送られてくる。違法なサイトと思われるその画面には、スジンと「ジェントルマン」と名乗る仮面を付けた不気味な男が。あらゆる伝手、人脈、SNSそして頭脳を使いスジンを救うべく奔走するドンジュ。彼はスジンを救えるのか? そして「ジェントルマン」のスジン誘拐の真の目的とは?
『新しき世界』(13年)などのノワールから『ノンストップ』(20年)などのコメディまで、硬軟問わず印象的な演技を見せつける名優パク・ソンウンが演じるのは、違法ライブ配信のホスト、ジェントルマン。犯罪ショーの主催者として主人公ドンジュをどん底に叩きつけ、その運命を翻弄する。
ジェントルマンの手中に落ちた恋人スジンを救うべく奔走するドンジュに、『RUGAL/ルーガル』のパク・ソンホ、ドンジュの恋人スジンに『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』のキム・ヒジョン。監督を務めるのは、『王の預言書』(18年)などの製作を担当し、本作が長編初監督となるチェ・ジュヨン。
紹介する予告編は、違法なサイトを受信した履歴を弁明するドンジュの姿から幕を開ける。最愛のガールフレンドであるスジンに今にもフラれようとしている、まさに絶体絶命の彼。そんなドンジュのPCに、あるリンクが送られてくる。自動的に開いたそのサイトには、「ジェントルマン」と名乗る不気味な男とスジンの姿が──。
スジンを救うべくあらゆる手を尽くすドンジュだが、画面の向こうの相手には手も足も出ない。意味深な言葉を残しながら、事態を最悪の方向に進めていくジェントルマン。彼の「地獄へようこそ」という胸をざわつかせるセリフで映像は幕を閉じる。
ポスタービジュアルは、「今日の生贄は——」という不穏なコピーと共に、顔の半分を隠したジェントルマンの姿が抜群に目を引く1枚だ。
『配信犯罪』は10月13日より劇場公開。
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