チョン・ジョンソ、精神病院から脱走する謎の少女”モナ・リザ”役に!『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』日本版予告編
#アナ・リリ・アミリプール#クレイグ・ロビンソン#ケイト・ハドソン#チョン・ジョンソ#モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン#映画
スーパーパワーで人を操る少女“モナ・リザ”の正体は?
チョン・ジョンソとケイト・ハドソンが共演するファンタジー・サスペンス映画『MONA LISA AND THE BLOOD MOON(原題)』が、邦題『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』として公開決定。本作より、日本版予告編とポスタービジュアルを紹介する。
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本作は、「次世代のタランティーノ」との呼び声が高い、アナ・リリ・アミリプール監督の最新作。不穏な月が微笑むネオンカラーの街を舞台に繰り広げられるポップでダークなおとぎ話だ。
アミリプール監督は、デビュー作『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』(14年)がサンダンス映画祭をはじめ世界各地の映画祭で絶賛され、続く2作目の『マッドタウン』(16年)でヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞するなど、世界中から高い評価を得ている。彼女が自ら脚本を手掛けた本作は、第78回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された。
謎の少女“モナ・リザ”を演じるのは、『バーニング 劇場版』(18年)でデビューして以来、Netflix制作のホラー映画『ザ・コール』(20年)やオリジナルドラマ『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』でメインキャストを演じ、10月にはオリジナル映画『バレリーナ』の配信を控えるなど今注目を集める韓国人俳優チョン・ジョンソ。本作でハリウッドデビューを果たした。
“モナ・リザ”をある計画に引き込むシングルマザーのダンサー役に、『あの頃ペニー・レインと』(00年)『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』(22年)のケイト・ハドソン。2人を追いかける巡査ハロルドには、人気コメディシリーズ『ジ・オフィス』のクレイグ・ロビンソン。モナ・リザに恋する自称DJのファズには、『デッドプール』(16年)やザック・スナイダー監督のNetflix映画『レベル・ムーン(原題)』のエド・スクライン。
撮影には、『ミッドサマー』(19年)『ヘレディタリー/継承』(18年)などアリ・アスター監督作でお馴染みの名カメラマン、パヴェウ・ポゴジェルスキが参加している。
紹介する予告編は、「全警官へ、1人の少女が精神病院から逃走」との無線連絡と緊急警報が鳴り響く中、隔離室から少女が逃げ出すシーンから始まる。少女の名はモナ・リザ・リー、通称“モナ・リザ”。スーパーパワーで人を操る姿が映し出されたかと思いきや、まるで子どものようにピュアな表情や無邪気な振る舞いを見せる。「自由になるんだ。力を抜いて解き放つんだ」というセリフと共に、予測不可能な展開が次々と繰り広げられる疾走感あふれる映像だ。
ポスタービジュアルは、何かを見上げるモナ・リザと、その背後にある赤い月”ブラッドムーン”が印象的なデザイン。果たして彼女は何者なのか?
イラン系アメリカ人のアミリプール監督は、本作のアイディアが生まれた経緯について、「アメリカで育った私は、よそ者であることを常に自覚していた。本当の居場所はどこかといつも考え、そんな時に力を与えてくれたのは、ファンタジー映画に登場するヒーローだった」と語る。
さらに「彼らを見ると自分の存在を理解してくれていると感じ、自由を求める気持ちがさらに強くなる。そんなヒーローを描きたいと思い、モナ・リザというパワフルで超自然的な能力を持つキャラクターが生まれた」と、本作のキャラクターの誕生に自らの経験が大きく影響していることを明かした。
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は11月17日より全国公開。
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