佐藤健、消えた婚約者・長澤まさみと元恋人・森七菜…愛する人の“真実の姿”を探し始める『四月になれば彼女は』予告編
川村元気による34万部突破のベストセラー恋愛小説を映画化
200万部を超えるベストセラー小説「世界から猫が消えたなら」や、自らの原作を映画化した第70回サン・セバスティアン国際映画祭・最優秀監督賞受賞の『百花』(22年)など、数々の話題作を生み出してきた川村元気。その川村の恋愛小説を原作とする映画『四月になれば彼女は』が劇場公開されることが決定した。これに併せ、壮大かつ神秘的なボリビア・ウユニ塩湖の絶景が広がる予告編を紹介する。
・名プロデューサーは名監督になれる? 豪華キャスト出演の『百花』で試される川村元気の力量
四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、かつての恋人・伊予田春(森七菜)から手紙が届く。“天空の鏡”と呼ばれるウユニ塩湖からの手紙には、10年前の初恋の記憶が書かれていた。ウユニ、プラハ、アイスランド。その後も世界各地から届く、春の手紙。
時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。けれども弥生は突然、姿を消した。「愛を終わらせない方法、それは何でしょう」。その謎掛けだけを残して──。
春はなぜ手紙を書いてきたのか? 弥生はどこへ消えたのか? ふたつの謎はやがて繋がっていく。現在と過去、日本と海外が交錯しながら、愛する人の真実の姿をさがし求める“四月”が始まる。
監督は山田智和。米津玄師「Lemon」、藤井風「青春病」、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」など、多くの伝説的ミュージックビデオを演出してきた新鋭が、長編映画に初めて挑戦する。撮影監督は、『新聞記者』(19年)『余命10年』(22年)の今村圭佑。音楽は『スワロウテイル』(96年)『ラストレター』(20年)など岩井俊二監督作品の映画音楽でも傑作を生み出してきた小林武史。
婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊を演じるのは、佐藤健。結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者・坂本弥生に長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春に森七菜。初共演となる3人が、史上最高峰のスケールで描かれる純愛映画を紡ぎだす。
紹介する予告映像は、藤代の元恋人、森演じる春の語りから始まり、ボリビア・ウユニ塩湖の壮大な絶景を映し出す。本作の英題『April,come she will.』と共にフラッシュバックしてくるのは、学生時代に写真部だった藤代と春が劇中で撮影した写真の数々。さらにプラハ、アイスランド…絶景の端々に蘇る“初恋の記憶”。幸せな愛の日々が回想される。
そして現在の恋人・弥生との蜜月。幸せは永遠に続くものだと信じていたあの頃の刹那的な情景のなかに、佐藤演じる藤代が愛をさがす様が描かれる。
優しい問いかけと共に映し出される、物憂げに遠くを見つめる弥生の表情。そこに秘められた想いとは? ウユニ塩湖でひとり写真を撮る春。ファインダーのその先にはなにが写るのか。映画のタイトルコールは佐藤自らが担当し、予告編は結ばれる。
併せて紹介する“恋するビジュアル”。藤代・弥生・春のそれぞれの“幸せな記憶”を表現しており、愛おしい存在にだけ見せる柔らかな表情をした一瞬を切りとっている。藤代(佐藤)のビジュアルは、本編撮影中に森七菜みずからがシャッターを切った写真を使用しており、まるで本物の恋人が撮影したような自然な表情を引き出している。「それでも人は恋をする」というコピーと共に、あたかも登場人物の隣にいるかのような感覚を味わえるだろう。
『四月になれば彼女は』は2024年3月22日に全国公開。
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