亀梨和也&三池崇史監督が明かす“最狂サイコパス” 誕生秘話!『怪物の木こり』スペシャル・インタビュー動画
三池監督「二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのもの」
亀梨和也を主演に迎え、三池崇史監督が「このミス大賞」受賞の超刺激サスペンスを映画化した『怪物の木こり』。本作より、最狂サイコパス弁護士を演じた亀梨&三池監督のスペシャル・インタビュー動画とメイキング写真を紹介する。
・亀梨和也、シッチェス国際映画祭の雰囲気に「ドキドキ、ワクワク」!『怪物の木こり』登壇に密着した特別映像が公開
本作は、サイコパスvs連続猟奇殺人犯の対決を描き、ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続する“超刺激サスペンス”。連続殺人鬼に狙われる主人公の弁護士・二宮彰を演じるのは亀梨和也。目的のためには手段を選ばず、殺人すらいとわないサイコパス役に挑戦した。監督を務めるのは、世界中に熱狂的ファンを持つ鬼才・三池崇史。
95年に劇場映画監督デビューを果たして以来、ジャンルを問わず精力的に作品を発表し続ける三池監督。海外からの評価も非常に高く、ヴェネチア国際映画祭やカンヌ国際映画祭など海外映画祭の常連となっているほか、クエンティン・タランティーノやパク・チャヌクら海外の監督たちにも影響を与えている。三池監督最新作となる本作も、先日スペインで行われたシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭でプレミア上映され、1200席のチケットが即完売。観客から熱狂的な賞賛の拍手が送られた。
三池監督の作品は、小説からゲームや漫画、アニメの実写化、そして完全オリジナル作品まで多岐にわたるが、一貫しているのは主人公や登場人物たちが非常に印象的で魅力的に描かれていることだろう。本作の主人公として亀梨が演じる二宮彰は、弁護士として働き、婚約者もいる、優秀で恵まれた人間に見えるが、その実「人を殺すことも厭わないサイコパス」という狂気のキャラクター。『悪の教典』(12年)で伊藤英明が演じたクラスの生徒を惨殺していく高校教師の蓮実聖司や、『藁の楯』(13年)で藤原竜也が演じた幼女殺人犯の清丸国秀など、これまで三池監督が生み出してきた強烈な”サイコパス”たちに名を連ねる”超刺激”的な役柄だ。
今回紹介するのは、亀梨と三池監督が撮影を振り返る特別対談とメイキングを交えたスペシャルインタビュー動画と、メイキング写真。先日の本作の完成報告会にて、三池監督は亀梨のことを「サイコパスっぽいよね(笑)」と言って報道陣の笑いを誘ったが、現場では「自分の感性の赴くままに自由に演じてほしい」とだけ伝えたという。インタビューではその理由を「(亀梨は)僕の印象としては独特の孤独感を持っている人。僕にとっては二宮という役のイメージは亀梨さん本人そのものなので、出来るだけ自然に、心が揺れないで人を殺していく。それだけでいいのかなと。(二宮役に)ぴったり」と語る。
撮影現場での亀梨自身についても、「すごく普通の人間の感覚も当然持っていて、なおかつ周りのスタッフに対して“この映画を一緒に作っているんだ”ということを、ポーズではなく自然に感じているんだろうな(という人)。初めて仕事をしたんだけど、昔から知っている仲間と仕事をしている感じがしました」と座長としての在り方を絶賛した。
一方の亀梨は、俳優の自主性を重んじた三池監督の撮影スタイルや完成した作品を違和感なく受け入れられたといい、「ふわっと魔法にかけてもらえたような時間でした」と表現する。また「監督がスタートの段階で、大きく、チーム全体としてこの作品を包んでくださっていたので、すごくスムーズに飛び込むことができました」と、現場の雰囲気の良さが垣間見えるコメントで、”最狂のサイコパス”誕生秘話を明かした。特別動画には、車が山道を転がっていくド派手なアクションシーンのメイキングを興奮気味に振り返るエピソードなども含まれており、見応えのある内容となっている。
『怪物の木こり』は12月1日より全国公開。
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