横浜流星、5つの顔を持つ指名手配犯役に体当たりで挑む! 謎に包まれていた『正体』の主演が明らかに
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藤井道人監督と『青の帰り道』『ヴィレッジ』に続く3度目のタッグ!
横浜流星が、染井為人の傑作小説を藤井道人監督が映画化した『正体』にて、主演を務めることが明らかになった。本作より、特報とティザービジュアルを紹介する。
・SixTONES森本慎太郎「主演の“彼”との現場はとても楽しく…」前代未聞、主演は“正体不明”!?『正体』メインキャストが解禁
本作は、染井為人の同名小説を実写化したサスペンス・エンタテイメント。『余命10年』(22年)が興行収入30億円を超える社会現象を巻き起こし、最新作『青春18×2 君へと続く道』(24年)が日本のみならず現在アジア各国で大ヒットを記録中の藤井道人が監督を務める。
日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けたが、脱走して潜伏を続ける主人公・鏑木。吉岡里帆が演じる沙耶香は、東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らし指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。
SixTONES・森本慎太郎が演じる和也は、大阪の日雇い労働者として共に工事現場で働く鏑木と親しい友人となるが、犯人ではないかと疑う。山田杏奈が演じる舞は、長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。山田孝之演じる刑事の又貫は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。
4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。4人の視点から描かれる、鏑木の本当の“正体”とは? 彼は、凶悪犯なのか、無実の青年なのか?
今回、決死の逃走を繰り広げる主人公・鏑木を演じる主演の【正体】が発表された。主演は、2025年NHK大河ドラマの主役にも抜擢され、国民的俳優の地位を確かなものにしている横浜流星。5つの顔を持つ指名手配犯・鏑木に体当たりで挑む。公私ともに交流がある藤井監督とは、長編劇場映画では『青の帰り道』(18年)『ヴィレッジ』(23年)に続き3回目のタッグとなる。
あわせて紹介となった特報映像では、姿を変えながら逃亡を続ける鏑木(横浜)の姿と、日本各地で彼と出会った者たちの姿とが収められている。横浜流星演じる鏑木は、行く先々で姿を変えて潜伏し、各地で出会った沙耶香(吉岡)、和也(森本)、舞(山田)らと関係を築いていく。沙耶香は鏑木を信じ、和也は殺人犯ではないかと疑いを抱き、舞は鏑木に恋をするなど、それぞれの目に映るその鏑木の印象は異なるものだった…。
鏑木を追う刑事・又貫(山田)は、「気づかなかったんですか? 彼の正体に」と沙耶香たちに問いかけ、「殺人犯です」と確固たる意志のもと鏑木を追い詰めていく。そして、又貫と対峙する鏑木。彼の正体とは? そして鏑木の計画とは? 潜伏生活のなかで移り変わっていく鏑木のビジュアルと、多様なキャラクターに扮した横浜がみせる様々な表情にも注目してほしい。
■主演・横浜流星
『正体』は監督と共に目標を決め、非常に思い入れのある作品です。人生は一筋縄ではかない。人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、理不尽で、”正義”が通用しないことが多々ある。状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。それでも彼は信念を持って生きます。彼の生き様に何かを感じてもらえたら嬉しいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、劇場で彼の正体を目撃して頂きたいです。
■藤井道人監督
18年前に映画を作り始めてから、沢山の素敵な出会いがありました。その中でも俳優・横浜流星との出会いは、僕にとってとても大きなものでした。お互い売れずに苦汁を飲んでいた時期を経て、お互いを鼓舞し合って、沢山の時間を過ごして今の関係があります。「流星主演で映画を作ろう!」そんなことを合言葉に、我武者羅(がむしゃら)に駆け抜けてきました。いまから4年前、その記念すべき1本目の作品として企画を立ち上げたのが映画『正体』です。原作の染井先生は同世代ということもあり、会ったその日に意気投合しました。染井先生が僕らのために多くの時間を割いてくださり、作品の話をたくさんできたこと、本当に感謝しております。原作を提案してくれたプロデューサー、敬愛するキャスト、スタッフの4年間の想いが1本の映画になりました。人と人との繋がりが希薄になっている今だからこそ、沢山の方に見ていただきたいです。どうぞ、公開まで楽しみにしていてください。
『正体』は11月29日より全国公開。
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