WEST.重岡大毅、上白石萌音との8年ぶりの共演は「久しぶりに会ったはずなのに…」『35年目のラブレター』で夫婦役を熱演
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妻へのラブレターを書くために奮闘する夫とその妻の心温まる感動の実話
重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が、映画『35年目のラブレター』にて夫婦役で8年ぶりに共演することが明らかになった。笑福亭鶴瓶と原田知世が演じる西畑夫妻の出会いを熱演する。あわせて、本作のティザービジュアルと特報映像を紹介する。
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本作は、2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語になるなど様々な形式で広まり多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった物語の映画化。
戦時中に生まれた西畑保は、十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と、長年支え続けてきた妻の心温まる感動の実話だ。
今回、笑福亭鶴瓶と原田知世が演じる西畑夫妻の出会いを重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じることが明らかになった。『ある閉ざされた雪の山荘で』(24年)『禁じられた遊び』(23年)で主演を務めるなど、俳優としての演技力でも近年高い評価を得ている重岡と、『夜明けのすべて』(24年)、連続テレビ小説 「カムカムエヴリバディ」、舞台『千と千尋の神隠し』と幅広く活躍する演技派女優・上白石。2人の映画共演は、『溺れるナイフ』(16年)以来の8年ぶりとなる。
重岡は上白石との共演について、「久しぶりに会ったはずなのに、気まずさもなく、はじめから信頼感がありました」と振り返る。上白石は「台本を読んだ際に保役は重岡さんぽいなと思っていたので、本当に(重岡さんに)決まったと聞いたときはさらに撮影が楽しみになりました」と再共演への喜びを明かした。
さらに、鶴瓶と原田世が演じる西畑夫妻の若かりし頃を演じることについて重岡は、「鶴瓶さんと似通ったものを感じてキャスティングしていただけたことが、めっちゃ嬉しかったです」とコメント。上白石は「原田さんの作品を拝見していましたし歌が大好きでずっと聞いていたので、同じ役を演じられて嬉しかったです」と思いを語った。
奈良が舞台の本作で、関西弁の演技に挑戦した上白石は、「現場のスタッフさんに関西出身の方が多く、困ったらすぐ頼っていました。撮影を重ねるごとに段々関西弁に染まってきて本番以外でも関西弁になってました(笑)。現場の温かい空気感が作品にも良い影響をもたらしていると思います」と明かす。
関西出身の重岡も「撮影前の本読みの時点で上白石さんの関西弁が出来上がっていて凄かったですよ!」と上白石の関西弁を絶賛。2人の関西弁での掛け合いにも注目だ。
紹介するティザービジュアルには、温かさと切なさが交錯するメインキャスト4人の姿が並ぶ。「その手紙は、精一杯の愛でした」というコピーからは、文字の読み書きができない西畑保の不器用ながらも幸せを教えてくれた最愛の妻・皎子への想いが感じられる。中央部には、西畑保(鶴瓶)と西畑皎子(原田)がベンチで寄り添い合う後ろ姿が描かれており、35年間連れ添った夫婦の柔らかい空気感が伝わるビジュアルに仕上がっている。
本編映像初出しとなった特報映像は、文字の読み書きができない西畑保(鶴瓶)と、そんな彼をいつも側で支えてくれる最愛の妻・西畑皎子(原田)の素朴で温かな日常の場面から始まる。保は、どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝のラブレターを書くために、夜間学校に通うことを決心する。
そして、若かりし頃の西畑保(重岡)と西畑皎子(上白石)の出会いや苦悩が映し出され、「今日から私があなたの手になるわ」と告げる皎子の姿からは、保を支え続ける決意がうかがえる。一字また一字と書いては消し、また書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子の愛に感涙必至の物語を予感させる特報映像だ。
■重岡大毅:西畑保役
この役を演じるにあたり、僕と鶴瓶さんに似通ったものを感じてキャスティングいただけたことが、めっちゃ嬉しかったです。萌音ちゃんとは久しぶりに会ったはずなのに気まずさもなく、はじめから信頼感がありました。大変なシーンもあったのですが、塚本監督はじめチームがいたから乗り越える事が出来ました。読み書きを覚え、皎子さんにラブレターを書いて伝えるという保さんの決心に僕自身、勇気をもらいましたし、“何かをやることに遅いなんてことはないんだ”というパワーに溢れた温かいメッセージがきっと作品を通してたくさんの人に届くんじゃないかなと思います。劇場でお待ちしております。ぜひ見にいらしてください。
■上白石萌音:西畑皎子役
原田さんの作品を拝見していましたし、歌が大好きでずっと聞いていたので、同じ役を演じられて嬉しかったです。台本を読んだ際、保役は重岡さんぽいなと思っていたので、重岡さんとの共演が決まったと聞いたときはさらに撮影が楽しみになりました。関西弁での演技に挑戦したのですが、現場のスタッフさんに関西出身の方が多く、困ったらすぐ頼っていました。撮影を重ねるごとに、段々関西弁に染まってきて本番以外でも関西弁になってました(笑)。現場の温かい空気感が作品にも良い影響をもたらしていると思います。この作品を通して、この人のためになりたい、一緒にいたい、何かしたいと思う相手がいるのは、本当に幸せなことだと思いました。今の時代だからこそ、手紙の温かさが改めて伝わると良いなと思います。撮影中も保さんと皎子さんのことを考えるだけで幸せな気持ちになりましたし、こんなに心温まるエピソードが実話だという事が本当に素敵だと思います。映画を見た方にもそれが伝わると思いますので、ぜひ映画館でご覧いただきたいです。
『35年目のラブレター』は2025年3月7日より全国公開。
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