のん「男尊女卑クソじじい!」大御所作家への復讐を決意、しがらみだらけの文学界を舞台に文壇下剋上が始まる!?
『私にふさわしいホテル』主題歌担当に奇妙礼太郎が決定!
のんを主演に迎え、堤幸彦監督が柚木麻子の同名小説を映画化する『私にふさわしいホテル』。本作の主題歌を奇妙礼太郎が担当することが発表され、主題歌「夢暴ダンス」を使用した予告編とポスタービジュアルが公開された。
・のん、不遇な新人作家演じ「無理矢理にでも自分の道をこじ開けて進むところは共感」主演作『私にふさわしいホテル』公開決定
本作は、「ランチのアッコちゃん」「BUTTER」「あいにくあんたのためじゃない」など話題作を次々と発表してきた柚木の「いちばん危険な作品」ともいえる同名小説の映画化。ズタボロになっても何度でも立ち上がり、成功を己の力で引き寄せていく加代子の奮闘っぷりに、驚いて、笑えて、スカッと元気をもらえる“痛快逆転サクセスストーリー”だ。
新人賞を受賞したにもかかわらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・相田大樹こと中島佳代子(のん)。その原因は、大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評だった。文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、いつかこのホテルにふさわしい作家になりたいと夢見る加代子は、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄(田中圭)の力を借り、己の実力と奇想天外な作戦で、権威としがらみだらけの文学界をのし上がっていく——。
主人公・加代子を演じるのは『さかなのこ』(22年)で新たな魅力を発揮し、俳優、アーティストとして様々な分野で活躍するのん。共演には、田中みな実、服部樹咲、髙石あかり、橋本愛、橘ケンチ、光石研、若村麻由美など実力派&超豪華な俳優陣の面々。各々が超個性的なキャラクターを演じている。
新たに解禁された本予告編の映像は、「男尊女卑クソじじい!」と睨みつける加代子の並々ならぬ憤りを感じさせるシーンからスタート。大御所作家・東十条宗典の書評により、不遇な新人作家となってしまった加代子が売れない作家として辛酸をなめる日々から脱却しようと逆襲を決意する姿が描かれる。
東十条の仕事部屋に乗り込み、原稿にシャンパンをかける暴挙からはじまり、他人のフリをして東十条のお金で豪遊、果てには東十条の家庭崩壊を目論見…。一見、破天荒に見える行動をとる加代子だが、それもこれもすべては、作家として活躍するという“夢を叶える!”との想いがゆえ。「本当の才能を生かす方法を思いついた」と編集者・遠藤は何やら企み、加代子も「もちのろんです!」と決意を新たにする。“しがらみだらけの文学界を舞台に文壇下剋上が始まる”というナレーションと共に、「私ひとりで出来レースを覆しますから!」と宿敵・東十条と文学界へ挑む加代子の姿が収められている。
ミュージシャンの奇妙礼太郎が担当した主題歌「夢暴ダンス」は、奇妙礼太郎BANDでバンドマスターを務める中込陽大と共同制作され、奇妙本人が詞曲を担当、BANDメンバーとレコーディングが行われた。本楽曲の歌詞について、奇妙は「主人公の衣装がどんどん変わってゆく楽しさと、夢を手に入れる強靭な行動力が詩のイメージのはじまりというかすべてです」と楽曲が生み出されたきっかけを語り、さらに映画本編についても「抑えきれない衝動を爆発させ続ける主人公。いろんなものが吹き飛んだ後、奥に人を感じるというか、まっすぐに飛んでくる物があって、しばらく動けない」とコメントしている。
満面の笑みを見せる加代子、苦悶の表情で加代子を追いかける東十条、そんな2人に意味深な視線を送る遠藤の三者三様の姿を切り取ったポスタービジュアルも解禁された。加代子が憧れ、多くの文豪たちが愛した「山の上ホテル」の外観のイラストや手書きの原稿やシャンパンなど劇中で重要となるモチーフがあしらわれている。
『私にふさわしいホテル』は12月27日に全国公開。
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