アシスト・ロボットが動物たちと島の危機を乗り越えていく感動の物語
『シュレック』『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』が、9月27日よりアメリカで封切られ、初週末興行収入3500万ドルの全米No1大ヒットスタートを記録した。本作より、第1弾予告編と、ひな鳥に顔を寄せられ、ロズの変化の兆しを予感させる光に満ちた新ビジュアルを紹介する。
・野生の島で起動したロボットが、動物たちと危機を乗り越えていく感動の物語! ドリームワークス最新作『野生の島のロズ』特報
・【動画】そのロボットは命令を待ち続けた 人間のいない島で/映画『野生の島のロズ』特報
本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書「野生のロボット」シリーズ。2016年に出版された「野生のロボット」は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した傑作童話だ。
嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた最新型アシスト・ロボットが入った箱が、無人島に流れ着いた。「私はROZZUM(ロッザム)7134、ロズと呼んでください」「ご用件をどうぞ」誰もいない大自然の中で、起動したロズは命令を求め歩き出す。
島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める。
監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(22年)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10年)などを手掛けてきたクリス・サンダース。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』(21年)や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。
本国の声優キャストには、ロボットのロズ役に『それでも夜は明ける』(13年)で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、その後も『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22年)など話題作への出演が絶えない実力派女優ルピタ・ニョンゴ。さらにペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウら名だたるキャストが参加している。
本作は、9月上旬に開催された第49回トロント国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、中国やメキシコ、オーストラリアを始めとする世界37ヵ国で公開され、全世界興行収入1億ドルを突破。9月27日から公開されたアメリカでは、事前の予測をはるかに超える初週末興行収入3500万ドルの全米No1大ヒットスタートを記録し、CinemaScoreではAを、映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家&観客スコア共に98%(10月9日時点)を獲得した。
今回紹介する第1弾予告編では、人間をサポートするための最新型アシスト・ロボットのロズが、嵐により不時着した大自然に覆われた無人島で “ご用件”を聞くために島をめぐり、様々な動物たちに声をかける様子が描かれる。動物たちはロズを“怪物”と呼び逃げ回るが、ある日、偶然見つけた雁の卵を孵化させる。生まれたばかりのひな鳥は最初に見たロズを「ママ!」と呼び、片時も離れずついて回る。
ひな鳥を “キラリ”と名付けたロズは、ハズレ者のキツネ・チャッカリやベテランママのオポッサム・ピンクシッポにサポートしてもらいながら子育てに奮闘。「これまでは頭で学習していたけれど、今は胸の奥で何かを感じることがある」と明かす。“生きること”を学び、“心”が芽生えたロズは、飛び方を覚えたキラリの旅立ちの時を前に、別れの予感を感じ、初めて寂しそうな表情を浮かべる。そんな動物たちと共生し優しさや愛情を理解しはじめたロズの前に突如、戦闘型ロボットが舞い降りる。はたして、ロズと野生の島の運命は?
さらに、温かい日差しに包まれた“母親”ロズと幸せそうに顔を寄せるキラリの多幸感あふれる新ビジュアルも解禁された。
現代的な都市生活に合わせてプログラミングされたロズが、大自然の中では機能しないことに気づき、お手伝いが必要な誰かを探すために動物たちの行動や言葉を学習し、徐々に未知の世界に順応しはじめる。動物たちが過酷な生存競争を繰り広げる森の中で出会った小さな命を守り育てる仕事を得たロズが、生命や愛、そして避けることができない喪失の痛みを知るまでに成長し、野生の島でたくましく生き抜く姿に誰もが共感するに違いない。
『野生の島のロズ』は2025年2月7日より劇場公開。
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