“倉本聰の最後の映画”に日本映画界を代表する豪華キャストが集結
本木雅弘を主演、小泉今日子を共演に迎え、倉本聰原作・脚本を映画化した『海の沈黙』。本作より、32年ぶりに共演した本木と小泉が織り成す「愛の物語編」、孤高の天才画家の生き様を描く「壮絶な生き様編」の最新映像2種を紹介する。
・小泉今日子、本木雅弘は「16歳からいまだに自己肯定感が低い、だからこそ…」“40年来の同志”の変わらぬストイックさを語る
・【動画】本木雅弘、小泉今日子と織りな成す愛の物語/倉本聰・最後の映画『海の沈黙』TVスポット
『前略おふくろ様』『北の国から』『やすらぎの郷』など数々の名作を手がけてきた巨匠・倉本聰が長年にわたって構想し、「どうしても書いておきたかった」と語る渾身のドラマを、『沈まぬ太陽』(09年)『Fukushima 50』(20年)の若松節朗監督が映画化した本作。北海道・小樽を舞台に、人々の前から姿を消した天才画家が秘めてきた想い、美と芸術への執念、そして忘れられない過去が明らかになる時、至高の美と愛の全貌がキャンバスに描きだされる。
世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。連日、報道が加熱する中、北海道で全身に刺青の入った女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。
かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は北海道へ向かう。もう会うことはないと思っていた竜次と安奈は、小樽で再会を果たす。しかし、病は竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を描くのか? 何を思うのか? 彼が秘めていた想いとは?
孤高の画家・津山竜次を本木雅弘が演じ、小泉今日子、中井貴一、石坂浩二、仲村トオル、清水美砂、菅野恵、萩原聖人、村田雄浩、佐野史郎、田中健、三船美佳、津嘉山正種が共演。日本映画界の豪華キャストがここに結集した。
今回紹介する映像は、本作で32年ぶりの共演を果たした本木雅弘と小泉今日子が、かつての恋人同士役を演じる姿を映し出した「愛の物語編」と、孤高の天才画家の生き様を映し出した「壮絶な生き様編」の2種類となる。
「さようなら」というセリフから始まる「愛の物語編」では、孤高の天才画家・竜次(本木)と、かつての恋人・安奈(小泉)が、北海道・小樽の地で30数年ぶりに再会を果たす様子が描かれる。しかし、再会したときには竜次の身体は病に蝕まれていた。人生の終わりに再会した最愛の人に、彼は何を伝えるのか? 余命わずかの天才画家が胸に秘めていた想いに切なさが募る映像となっている。
「壮絶な生き様編」では、本木と小泉のほか、竜次に長年仕える謎のフィクサー・スイケン役の中井貴一、世界的な画家で現在の安奈の夫・田村役の石坂浩二、贋作事件を追う美術鑑定の権威・清家役の仲村トオル、全身刺青の女・牡丹役の清水美砂らが続々と映し出される。巨匠・倉本聰の“最後の映画”に集結した豪華キャスト陣と、世紀の贋作事件に隠された、孤高の天才画家の生き様にフォーカスした映像だ。
『海の沈黙』は11月22日より全国公開。
NEWS
PICKUP
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04