アカデミー賞監督のダニー・ボイルと鬼才脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組み、徹底したリアリティと臨場感を追求して描いた〈人間〉と〈感染者〉の命がけのサバイバル・スリラー……期待の新作『28年後…』の本予告が全世界で解禁された。
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主人公たちに訪れる “審判の日”は、もはや絵空事ではない
昨年12月に初解禁された予告編の総再生回数は、驚異の1億5000万回超えを記録。本誌でも速報を公開するや、多くの読者が期待を寄せた。
・ウィルスに感染し変わり果てた“人間”の姿が衝撃すぎる…パンデミックから28年後の世界描く『28年後…』公開決定
今回の本予告編でも、前回同様イギリスの作家ジョゼフ・ラドヤード・キップリングが書いた「ブーツ」という詩の朗読が、異様な世界の映像とともに呪文のように流れてくる。

『28年後…』
冒頭から、暗闇の中で、銃を構える兵士たち。突如、強靭で巨大な〈何か〉が彼らに襲い掛かる、衝撃的な映像が流れる。彼らの目は赤い——〈感染者〉だ。
人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。感染を逃れたわずかな〈人間たち〉は、ウイルスが蔓延した本土から離れ、孤島に身を潜めている。
対岸の本土にいる感染者から身を守るため、島の人々は見張り台を建て、武器を備え、コミュニティの厳しいルールに従って“安全に”生活している。
そこに暮らす家族──父親のジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と息子のスパイク(アルフィー・ウィリアムズ)が、ある任務を実行するために島を出て本土に向かおうとしている。
「その子にはまだ早い」と言う人々の忠告に対し、ジェイミーは「大丈夫だ」と説得し、2人は頑丈な門の外に出る。本土と島をつなぐのは1本の土手道だけ。そして、島を離れて本土に行けば、誰も救助には来ない——。
本土には美しく、緑豊かな大自然が広がっている。だが、感染者はどこに潜んでいるかわからない。
すると弓矢を構えて森を抜ける2人の前に、変わり果てた姿の〈感染者たち〉が現れる。
人間の頭蓋骨が積み上げられた塔。人間が、人間ではなくなっている世界——。そんな世界で2人は、驚くべきことに感染を逃れて生きている人間=ケルソン博士(レイフ・ファインズ)に出会う。
彼は語る。「感染者は進化している、もう別物だ」と。
〈人間〉と〈感染者〉のすさまじい戦い、命がけのサバイバルシーンが連続する。黄色い花畑の中から現れた感染者、ジェイミーが叫ぶ、逃げる、スパイクと母親(ジョディ・カマー)が赤ちゃんを抱え、決死の形相で走る、銃撃戦を繰り広げる兵士たち、母親と感染者の死闘、岸壁の上で抱き合う親子……。
アレックス・ガーランドが『シビル・ウォー アメリカ最後の日』で描いた鬼気迫る接近戦が再び──いや、それ以上の緊迫感と臨場感が、ダニー・ボイルの手腕により圧倒的な画力でわれわれに迫ってくる。
そこに神父のセリフが流れる「我が子どもたちよ! “審判の日”だ」。
われわれは、実世界で世界的パンデミックを経験した。そのなかで『28年後…』が訴えかけるリアルな恐怖は、何を意味するのか。
なお、予告編とともに、4月28日0時よりムビチケ前売券(オンライン)の発売も発表されている。
映画『28年後…』は2025年6月20日より全国公開。
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