“残された人々が懸命に生きる姿を描いた”イ・ジョンオン監督からメッセージ
韓国を代表する名優ソル・ギョング×チョン・ドヨン待望の再共演。2014年4月、韓国全土を悲しみで包んだセウォル号沈没事故、遺族の喪失と愛を描く感涙必至の物語『君の誕生日』。2020年11月27日よりシネマート新宿ほか全国ロードショーに決定!
監督を務めたイ・ジョンオンは、『バーニング劇場版』、『シークレット・サンシャイン』などで知られるイ・チャンドン監督のもとで経験を重ねてきた。イ・ジョンオン監督が本作を企画したきっかけは2015年夏の安山(アンサン)での経験に基づいている。監督は2015年に安山には大勢の生徒が事故の犠牲となった高校があり、そこで亡くなった子どもたちの「誕生日会」を開くボランティアに参加していた。そこで監督は遺族や犠牲者の友人たちの話を聞き一緒に悲しんだそうだ。
この経験を映画の中に可能な限り、淡々と込めようとしたイ・ジョンオン監督は、「日常の断面をそっくりそのまま見せれば、より多くの人たちが痛みや悲しみに共感できると思った。消し難い傷を持つすべての人たちと心を分かち合うことのできる映画になってほしい」と本作の企画意図について説明しています。監督の意図に賛同した制作陣は「2014年4月を覚えている人、忘れている人、すべてにさりげなく語りかけられる映画を作るために努力した。この映画が記憶を共有し、悲しみに共感する小さなきっかけになってくれたら嬉しい」と語っている。
また、今回到着した監督からのメッセージ映像では「事故当時の状況や原因に焦点を当てるのではなく、事故の後に残された人々が懸命に日々を生きる姿を描いています。大変な今を生きる方々への癒やしと慰めとなることを願います。」と語っている通り、本作が癒やしと慰め、そして温もりが短い映像ながら伝わる。
『君の誕生日』は2020年11月27日公開。
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