森山未來、撮影の約1年前から猛特訓!プロボクサーの佇まい
『百円の恋』「全裸監督」の武正晴監督が、キャストに《主演》森山未來、北村匠海、勝地涼を迎えた最新作『アンダードッグ』が2020年11月27日より公開!撮影の約一年前から猛特訓!試合前はプロ並みの食事制限!プロボクサーの佇まいを見事体現した森山未來のメイキング到着!
第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選出されるなど、多数の映画賞を席巻した『百円の恋』から6年。監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとする製作陣が、キャストに森山未來、北村匠海、勝地涼を迎え、再びボクシングを題材に不屈のルーザーたちへ捧げる挽歌を作り上げた。過去のささやかな栄光が忘れられず〝かませ犬(=アンダードッグ)〟になり果てた今も、ボクシングにしがみつく事しかできない主人公を中心に、人生から見放された三人の男たちのドラマを描く。
今回到着したのは、過去の栄光を忘れられず、”かませ犬”となった今もボクシングにしがみつく、 崖っぷちボクサー・末永晃を演じた森山未來のメイキング映像。
武正晴監督から、「(練習シーンを) 今度は正面から撮ります」といわれ、「練習しておこう」とパンチングボールの練習をはじめる森山。 一見すると簡単に見えるが、パンチングボールは、動体視力とリズム感を鍛えるためもので、ボクシ ング初心者なら誰もがつまずく、高度なトレーニングのひとつ。すこし緊張した様子でパンチングボ ールを打ち始めると、速いスピードでボールを連打することに成功!その姿に、ボクシング指導の 松浦慎一郎も思わず「上手い!めっちゃ上手くなってる!」と褒め称え、森山も照れたような笑顔を見せる。 撮影に入る前から、松浦とともに本格的なトレーニングに励んできた森山の実力がわかる映像に!
出演のオファーがきたとき、ボクシングを観る習慣もなければ、これまで格闘技をやったこともない、ボクシング初心者だったという森 山だが、演じる役は元日本ライト級一位という経歴を持つプロボクサー。「ちょっとボクシングをかじっただけじゃごまかしきれないだ ろうと思い撮影の約一年前からトレーニングを開始しました。パンチを打つことから始めて、殴ったことも殴られたこともないから、そ の感覚を知りたい一心で練習しました」と明かすように、長年ボクシングをやってきた晃をリアルに演じるため、撮影前から猛特訓! 別の仕事で海外に滞在したときは松浦と現地で落ち合い、スパーリングを行ったという。
本作の最大の見せ場である、森山演じる主 人公・末永晃の人生の再起を賭けたラストマッチの撮影前には、体力的にも精神的にもハードな撮影でありながら、プロボクサーと 同様に食事制限を行って挑んだ。「食事制限は相当キツかったです。実際にボクサーの方は試合の 1 ヶ月前から食事制限を始め て、その凄まじい飢餓感の中でトレーニングを経て試合もする。ボクサーはギリギリの世界で生きている、凄まじい方々なんだと身 をもって知りました」と振り返る。過酷な役作りを経て、“プロボクサー・末永晃”の佇まいをスクリーン上で体現してみせている。
『アンダードッグ』【前編】【後編】2020年11月27日より同日公開
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