高畑淳子演じるの母の姿に、誰もが驚愕するだろう
透き通った青い空と目を奪う豊かな緑。 風光明媚な景色の中には、コロナ禍の重く淀んだ空気に囚われて生きる女たちの営みがあった。プロデューサー奥山和由が手がける、チームオクヤマ25周年映画『女たち』が2021年6月1日より公開。このたび本作より衝撃の本編映像が、解禁された!
・菅野美穂主演、ワンオペ育児にラスボスの夫! 母と子の壮絶なドラマ『明日の食卓』本編映像
鬼の形相で怒りに震えている主人公の美咲(篠原ゆき子)。家からは、声を張り上げ叫ぶ声。玄関を開けると、そこには凄まじい姿で待ち受ける、母・美津子(高畑淳子)の姿が。おぼつかない話し口調で「なにしてんのよ! 呼んだんだから早くしなさいよ」と怒鳴っている。さらには「雨宮美咲、邪魔」「雨宮美咲、死ね」という美咲への誹謗中傷のFAXが鳴り止まらない。絶望的な現実にたまりかねた美咲はついに、「あんたがいるから私の人生こんなんなんだよ! 」と叫ぶ。「じゃあ殺しなさいよ! お父さんみたいに殺しなさいよ! 」と母・美津子も応戦。歯止めが効かなくなった美咲は、母に襲い掛かり、その首に手をかける! 呻き声を上げ、床を這う女たち…。その混沌とした世界に思わず息を呑むだろう。
愛はどこに…? 悲しくも憎しみ合う女たち
美咲役には、幅広い映画やドラマでその演技が評価され、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの女優・篠原ゆき子。その母・美津子役は、凄まじい演技で見る者を圧倒する高畑淳子。さらに、美咲の親友・香織役で倉科カナが共演。女優たちの名演技によって、悩みの袋小路に追い込まれた人たちのとんでもない感情の爆発がリアルに伝わってくる。
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業するも、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができない。40歳を目前に結婚もできず、恋愛もなにもかもがうまくいかない。娘を否定しつづける毒母、追い討ちをかけるように「介護」という現実がのしかかる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。そんなあるとき、美咲が唯一心のよりどころとしていた親友・香織が命を絶ち、いなくなってしまう。養蜂家として自立する香織に憧れも抱いていた美咲の心は崩壊へと向かっていく…。
人と人の距離が引き離されたコロナ時代。でも心と心は? ひとさじのハチミツは“女たち”の心を繋ぎとめることが、できるのか? 劇場で目撃したい。
『女たち』は2021年6月1日より公開。
(C)「女たち」製作委員会
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