33年に一度のシリウス流星群の最接近は奇跡を起こすのか?!
1986年に小中和哉が22歳で監督した『星空のむこうの国』が35年の時を経てセルフリメイクされ、7月16日より公開される。この度、フレッシュな魅力が詰まった予告編映像が解禁された。
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元の映画は当時自主制作映画界で活躍していた小中の商業デビュー作。その後ビデオが絶版となり、02年のDVD化も限定的で絶版となってしまったため、長らく鑑賞の機会が無く「幻の映画」とされていた。今回新たに若手俳優を迎え、伝説の青春ラブストーリーが復活する。
主人公の森昭雄を演じるのは鈴鹿央士。鈴鹿は、映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』にエキストラとして参加していたところ、広瀬すずの目に留まり、同事務所に所属することに。さらに「第 33 回 MEN’s NON-NO 専属モデルオーディション」でグランプリを獲得しメンズノンノの専属モデルに抜擢され、19年には『蜜蜂と遠雷』でスクリーンデビューを果たす。以降、ドラマ・映画『ホリミヤ』などの出演が続き、現在放映中のドラマ『ドラゴン桜』での藤井遼役の演技も注目されている。
予告編映像は冒頭、天文部に所属する昭雄(鈴鹿央士)が見る夢から始まる。見たことのない美少女がこちらをじっと見つめて、何かを語りかけてくるような夢なのだが、親友の尾崎誠(佐藤友祐)に「また同じ夢だろ?」と起こされてしまう。モノクロの映像が続いていく中、ある日昭雄は誠とバス通学の途中でその美少女を偶然に見つける。その瞬間、映像はカラーに切り替わり「君に出会って世界が色づいた。」というテロップが映し出される。
昭雄は、自身が交通事故に遭って死んでしまったもうひとつ別の世界に入り込んでしまったのだが、それは夢に見た美少女・理沙(秋田汐梨)が“ある約束”を果たすためにずっと呼び続けていたから。33年に一度のシリウス流星群が地球に最接近する日に交わした約束を2人は守ることができるのか、行方が気になる予告映像になっている。
2人は、“星空のむこう”を見つめながらどんな思いを馳せるのか。同じ星空を見て約束を果たすことができるのか。不思議な出会いから始まる物語の行く末を劇場で確かめたい。
『星空のむこうの国』は、7月16日より公開。
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