四つん這いで歩く獣のような子どもたちは被害者なのか、それとも… ホラー映画を凌ぐ戦慄の事件とは?
#アンドレス・カイザー#サスペンス#ホラー#メキシコ#人身売買#臓器売買#野良人間/獣に育てられた子どもたち
犯罪大国で犠牲となっている子どもたちの行方は?!
メキシコに伝わる封印された禁断の実話を調査し、徹底したドキュメンタリー・タッチで描いた衝撃の問題作『野良人間/獣に育てられた子どもたち』のDVDが9月3日に発売される。
本作の監督・脚本は編集者としてメキシコのテレビドラマやドキュメンタリーを数多く手がけ、これが初の長編映画の監督作となる注目の新鋭アンドレス・カイザーがつとめている。各国の映画祭で数々の賞を授賞し、全米映画批評サイト、ロッテントマトの評価では100%を獲得した。
舞台となっているメキシコでは1日約300人、年間約10万人が誘拐され、3万人近くが命を落とすといわれている。犯罪大国ともいわれ、身代金目的だけでなく、人身売買や臓器売買の犠牲となっている犠牲者の多くが幼い子どもたちである。
1987年、西部の都市オアハカ郊外の人里離れた山岳地帯の民家で火災が発生し、家屋は全焼した。焼け跡から発見された1本のビデオテープ。その後紛失するが、17年に見つかり約30年ぶりに真相が明らかになる。ビデオに映っていたのはまるで野獣のように野生化した子どもたち。30年前、この民家では一体何が行われ、何が起きたのか?
予告編は不気味な音楽と共に始まり、不穏な空気が漂うなか一人の男性が「彼らは何年もここに閉じ込められていた」と告げる。やがて、野生化し言葉も話さず四足歩行をし、動物と間違われるような子どもたちの姿が映し出され、彼らは世話をされているのか閉じ込められているのか、混沌としたカットが続いていく。子どもたちは人なのか獣なのか、判別不可能な姿をしながらも、目には知性が宿っている、とある男性は語るが……。否が応でも緊張感が高まる予告編となっている。
なぜ、子どもたちは野生化し、どうやって獣のように生きてきたのか? 彼らは被害者なのか、それとも……。驚愕のストーリーの結末を確かめてみたい。
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