『ミッドサマー』の恐怖再来!? 日系オーストラリア人女性監督、戦慄のデビュー作!
日系女性監督ナタリー・エリカ・ジェームズのデビュー作にして、全米3週連続第1位、2020年の映画賞レースを席巻した傑作ホラー『RELIC』が、『レリック-遺物-』の邦題で、8月13日より公開される。それに伴い、予告編とポスタービジュアルが解禁された。
・腐敗した権力に屈しなかった伝説的反逆者の姿が心を揺さぶる!
監督自身が、子供時代に毎夏を過ごした母の故郷・日本を久しぶりに訪れた際、大好きだった祖母が認知症によって変わり果てていたことに強いショックを受け、それが本作の出発点となった。この経験に着想を得て書き上げられた脚本は評判を呼び、俳優ジェイク・ギレンホールや『アベンジャーズ』シリーズの監督としても知られるルッソ兄弟がプロデューサーに名乗りを上げた。
誰も逃れることのできない〈老い〉という恐怖…。あなたの家族にも、必ず訪れる悪夢
完成した作品は認知症によって「失われゆく記憶」を発端とした、悪夢のような恐怖の連鎖を中心に据えながらも、家族の関係性やジェンダー問題なども巧みに反映。ホラーの枠に収まることなく、スリラーやパニック、ソリッドシチュエーション、ヒューマンドラマに至るまでジャンルの垣根を飛び越えて「誰も予想できない衝撃のラスト」へと、怒涛の仕掛けと展開を続けてゆく。2020年、サンダンス映画祭でのお披露目では、映画ファンと批評家双方からの熱い支持を受け、『ババドック暗闇の魔物』『へレディタリー/継承』に次ぐマスターピースと絶賛。また全米公開時には、3週連続興行収入ランキング第1位を記録する大ヒット。ホラー映画としては、異例のゴッサム賞作品賞ノミネート、ナショナル・ボード・オブ・レビューTOP10入りなどの快挙を達成し、名実ともに年間No.1ホラーとして注目を集めている。
今回発表されたポスタービジュアルのキーとなっているのは、物語の中心である祖母、母、娘、3世代の女性たちの家族写真。だが祖母の顔は、まるで邪悪な何かに吸い込まれるように黒い煙となって消えかかっており、「愛したものがまたひとつ消えてゆく」という謎めいたキャッチコピーと共に、家族に訪れるであろう恐ろしい運命を予兆している。オーストラリア発、全米を震撼させヒットを遂げた本作は、日本にも縁深い新世代の傑作に仕上がった。
『レリック-遺物-』は、8月13日よりシネマート新宿ほかにて全国公開。
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