「子を産む道具」としか扱われない女性たち 人権を奪われた彼女らを待ち受ける運命とは?
#Hulu#エリザベス・モス#ドラマ#ハンドメイズ・テイル#マーガレット・アトウッド#マデリーン・ブルーワー#侍女の物語#海外ドラマ
86人の子ども達を亡命させるため重傷を負ったジューンのその後の運命は?!
Hulu プレミアでシーズン1~3を配信中の大人気ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』。最新作である『シーズン4』が8月27日より配信開始となる。この度、ティザー予告編が到着した。
・富裕な夫婦と彼女の3人で執り行う儀式とは? ディストピア・ドラマが映し出す社会への反発
本作は、文学界の巨匠マーガレット・アトウッドのディストピア小説を原作に、MGM Televisionと米国Huluがテレビドラマ化したもの。女性が虐げられた理不尽な世界と共に、女性の強さを鮮烈に描いており、各地の社会問題とリンクすることから世界的にも注目され、高い評価を得ている。
2017年にはエミー賞において、“動画配信サービスのオリジナルドラマが作品賞を受賞する”という史上初の快挙を達成する他、多数受賞。さらに、18年ゴールデングローブ賞のTVシリーズ/ドラマ部門にて、作品賞と主演女優賞(エリザベス・モス)の主要2部門を受賞した。
また、9月に授賞式が開催予定の第73回エミー賞にて、ドラマ部門の作品賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、ゲスト女優賞、監督賞などの主要部門を含む15部門21ノミネートを果たし、様々な賞レースを席巻する話題作となっている。
最新シーズンでは主演のエリザベス・モスが3エピソードの監督に初挑戦。製作総指揮はブルース・ミラー、ウォーレン・リトルフィールド、エリザベス・モス、ダニエル・ウィルソン、フラン・シアーズ、アイリーン・チェイケン、エリック・タックマン、ジョン・ウェバー、シーラ・ホッキン、フランク・シラキューサ、キラ・スナイダーが名を連ねている。
本作の舞台はほぼ現代とされる架空の国家、ギレアド。環境汚染が原因で少子化が深刻化しており、妊娠ができる健康な身体を持つ女性は、家族、仕事、財産、そして人権をも突然奪われる。そして「子どもを産むための道具=侍女」として、上流階級の夫妻のもとに送り込まれることが法律で決められている。その恐ろしく異様な世界で、侍女として仕えることになった主人公ジューン(エリザベス・モス)。侍女たちが行動を極限まで制限された監視下の世界で、どのように今を“生き抜く”か、ジューンの目線を通して力強く描かれている。
解禁となったティザー予告編では、リディアおばの「あなた方は主の聖なる器です」という、侍女を「子どもを産むための道具」とみなす言葉が響き渡り、スタートする。それに対抗するように「私たちは隠れない」と語るジューン。そして、彼女と眼帯が印象的なジャニーン(マデリーン・ブルーワー)が侍女の衣装を脱ぎ、走り出す姿が映し出される。最後はジューンの「立ち止まれない」「私たちが変える」という言葉が流れ、物語の展開が気になる映像となっている。
シーズン3でギレアドの子ども86人と女中9人をカナダに亡命させるために重傷を負ったジューンは、共に闘った侍女たちとどのような運命をたどるのか。新たな展開を迎え、心揺さぶるシーズン4に注目だ。
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