監督自身のリアルな体験を元に描いた、リアルな作品
『横道世之介』の沖田修一監督や『あのこは貴族』の岨手由貴子監督ら、数々の才能を輩出する田辺・弁慶映画祭にて異例の弁慶グランプリと映画.com賞をダブル受賞した『愛のくだらない』が2021年8月27日に公開される。本作より予告編が到着した。
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公開された映像では、「結婚だってさ、なんで妊娠したらなの」と怒り気味の玉井景(藤原麻希)が、芸人の彼氏ヨシ(岡安章介)と喧嘩するシーンから始まる。本作は”女性のキャリアと出産”という話では、ない。ひとりの30代の人間が、忙しさや意地の張り合いから、仕事でもプライベートでも失敗しながら成長する姿を描く。キャストは、監督の処女作から共にする藤原麻希に加え、お笑いトリオ・ななめ 45°の岡安章介が、誰にも言えない秘密を抱えた恋人役を好演。「生きづらさ」を感じている人々を描き続けてきた新鋭・野本梢監督が、自身のリアルな体験を元に描いた渾身の一作である。一度炎上したら「厄介者」のレッテルを貼られてしまう今、見るべき話題作だ。
走って、間違えて、もがいて、今を生きる私たちへ
テレビ局で働く玉井景(藤原麻希)は、芸人を辞めてスーパーで働く彼氏のヨシ(岡安章介)と同棲している。体調不良で仕事をすぐ休み 、結婚に対してはっきりしない。そんな頼りないヨシを置いて景はついにある嘘を隠したまま家を出る。 ヨシからの着信が鳴り止まない中、番組制作に意気込む景だったが、出演をオファーしたトランスジェンダーの金井(村上由規乃)を取り巻くトラブル、嫉妬、意地の張り合い…。多忙を極める中で次第に周囲と歯車が狂い始めた景は、ヨシにすがろうとするも、電話に出ないヨシ。 家に押しかけると、見知らぬ女が。そしてヨシからある事実を告げられる。
『愛のくだらない』は2021年8月27日より公開。
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