ふんわりしたナチュラルウェーブはラフな仕上げが鉄則
【アジアンビューティー】元ヘアメイクの美容ライターが、気になる次世代トレンドスポット“アジア”のファッションリーダーを独断でピックアップ。メイクやファッションについて解説します。
今回取り上げるのは、台湾のファッション・ビューティー系ブロガーでモデルでもあるナタリー・ウー。少女の面影を残したキレイなお姉さん、という感じの清楚な美しさが魅力です。
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ふんわりと巻いたナチュラルなウェービーヘアよく似合うナタリー。ルーズなまとめ髪やストレートヘアの投稿もありますが、一番彼女らしいと感じさせるのが、トップ画像のようなロングヘアを活かしたナチュラルなウェーブスタイル。元々はストレートヘアなので、このスタイルはヘアアイロンでセットしている模様。
ナタリーのようなゆるふわ系ウェーブに仕上げるには、太さが32mm程度の太目のアイロンを使うのがオススメ。根元から10~15cmのあたりから巻き始め、毛先はあまりしっかり巻かずに若干逃がし気味にするのがナチュラルに見せるポイントです。全体を巻き終わったら手ぐしで軽くほぐし、ヘアオイルなどでツヤと束感を調整して仕上げましょう。あくまでも“ラフ”に仕上げるのがコツ。ヘアアイロンは、しっかりクセ付けができる最高温度200℃以上のものを選ぶことをおすすめします。
メンズライクなジャケットで魅せるセクシーコーデ
ジャケットのサイズ感は、依然オーバーサイズが旬なよう。顔立ちやキャラクターはフェミニンなナタリーですが、このショットでは“今”の空気感にピッタリのクールなジャケットコーデを披露しています。オーバーサイズのジャケットとは対照的に、インナーにはショート丈のタイトなトップスをイン。ジャケットがメンズライクな分、セクシーな肌見せコーデによる女性らしさがより引き立っています。真逆のテイストを組み合わせることで双方の良さが引き立つ相乗効果の好例と言えそうです。
ムースタッチのリキッドリップで仕上げるマットな唇
このショットでまず目が引くのがリップ。肌なじみの良いオレンジで、イエベ肌を明るくキレイに見せてくれる色味ですね。こちらは、MACの「パウダーキス リキッドリップカラー」。ムースのようなテクスチャーでマットな仕上がりのリキッドリップで、肌の内側からにじみ出るようなふんわりとした発色が特徴。この写真のカラーは、ハッシュタグにあるように「998 Sorry Not Sorry」。限定色2色を含む計26色のラインナップから、ナタリーは5色をピックアップして自身のインスタで紹介しています。
インスタだけでなく、YouTubeやFacebookなどでも美容に関する情報を発信して大きな影響力を持っているナタリー。ビューティー系やファッション系のインフルエンサーにはエッジの利いた“攻め気味”のキャラクターも多い中、ナチュラルでフェミニンな雰囲気が彼女の魅力かもしれません。(文:羽野ハノン/ライター)
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