ボスニアでの集団虐殺事件を描いた衝撃作を巨匠マイク・リーが激賞!
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ついに公開『アイダよ、何処へ?』ジュバニッチ監督に「圧倒された」
19年ぶりにボスニア映画としてアカデミー賞にノミネートされ、戦後ヨーロッパ最悪の集団虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」をもとに作られた衝撃作『アイダよ、何処へ?』が9月17日より全国で公開中だ。
・戦後ヨーロッパ最悪の悲劇、集団虐殺事件の真実に迫る問題作『アイダよ、何処へ?』予告編が解禁
わずか四半世紀前のボスニアで何が起こったのか? 同作は、1995年7月、ほんの数日間のうちに約8000人ものボシュニャク人(イスラム教徒)が殺害された戦後ヨーロッパ最悪の集団虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の真実に迫り、世界中で絶賛を博している。
多感な十代の時にボスニア紛争を生き抜き、『サラエボの花』(06年)、『サラエボ、希望の街角』(11年)などをはじめ、故郷ボスニアの紛争の傷跡を描き続けている女性監督ヤスミラ・ジュバニッチが、夫と息子を必死に守ろうとする国連通訳の女性アイダを主人公に、綿密なリサーチに基づき「ジェノサイド=集団虐殺」というセンシティブなテーマに取り組んだ。
『ノー・マンズ・ランド』(01年、ダニス・タノヴィッチ監督作)以来、19年ぶりにボスニア映画としてアカデミー賞にノミネートされた同作は、ジュバニッチ監督の最高傑作として、インディペンデント・スピリット賞ほか、各国映画祭や映画賞で多くの賞を受賞し、大手映画批評サイトのロッテントマトでは「100%フレッシュ」(9月15日現在)を獲得し続けるなど、称賛を集めている。
このたび、『秘密と嘘』(96年)がカンヌ国際映画祭でのパルム・ドール受賞、『ヴェラ・ドレイク』(04年)ではアカデミー賞にノミネートされた巨匠マイク・リー監督と、同作のヤスミラ・ジュバニッチ監督の対談が実現し、特別対談映像が到着した。
『ピータールー マンチェスターの悲劇』(18年)でイギリス史上最悪といわれる“ピータールーの虐殺”の全貌を明かしたマイク・リー監督は、一貫して故郷ボスニアの紛争の傷跡を描き続けているジュバニッチ監督をかねてより絶賛し、対談映像の中で「圧倒された。あらゆる点が見事に成し遂げられ驚くほど非の打ちどころがない作品だ」と同作を高く評価している。
政治的な反対や困難を極めた映画製作をどのように進めたのか、独創的な映画監督同士が語るそれぞれの映画作りへの姿勢を語っている。
「我々も映画のために闘う必要があるが、あなたはすでに闘っている」とエールも
そしてボスニア紛争を10代の時に体験したジュバニッチ監督に「我々もあなたのように映画のために闘う必要がある。あなたはすでに闘いに向き合っている。扱わねばならない題材があるということだ。それはすばらしく重要で明白な特権だ」と、リー監督が心からの敬意と愛情のこもったエールを送っている。
リー監督は加えて、「政治的な反対を押しのけて映画を制作することは、映画監督にとって厄介であると同時にチャンレジ精神を刺激される部分でもあるが、粘り強く多くの障害と格闘したジュバニッチ監督には心からの敬意を表したい。彼女は際立って独創的な驚くべき才能の持ち主だ。同作はあらゆる点が見事で、極めて完成度の高い作品だ。非の打ちどころがない。俳優たちの演技も素晴らしくリアルだ。彼女はクローズアップの使い方に独特のスタイルを持っているが、その特徴を生かしたラストシーンは実に美しく感動的だ」と、絶賛した。
『アイダよ、何処へ?』は9月17日より、全国で公開中だ。
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