『笑ってはいけない』休止に視聴者ガッカリ「残念」「年末の楽しみが…」
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大みそかの夜に毎年放送されていた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない』シリーズが、2021年は休止されることが明らかになった。視聴者から休止を残念がる声が上がっている。
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蝶野正洋らの企画人気 『笑ってはいけない』休止に視聴者「淋しすぎる」
年末の『笑ってはいけない』シリーズは15年の長きに渡って放送され、民放トップの視聴率を誇ってきた日本テレビの人気企画。深夜バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』のレギュラーメンバーであるダウンタウン(浜田雅功、松本人志)、ココリコ(遠藤章造、田中直樹)、月亭方正の5人が、多数のお笑い芸人・タレント・俳優・その他著名人が展開する笑いの仕掛けに耐える。新しい地図の3人(稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾)や斎藤工らのサプライズ企画、プロレスラー・蝶野正洋の恒例ビンタ企画などが好評を博し、お茶の間に笑いを届けてきた。
日本テレビは今年、『笑ってはいけない』の代わりに、新しいコンセプトの6時間特番『絶対笑って年越したい! 笑う大晦日』(仮)を放送する。詳細は今後発表される見込みだ。
突然舞い込んだ一報にお笑いファンは困惑。ツイッターでは「笑ってはいけない」「ガキ使休止」「シリーズ休止」などのワードがトレンド入りし、「残念」「淋しすぎる」「年末の楽しみが…」「年越しの過ごし方が思い浮かばん」「ダウンタウンのいない大晦日なんて考えられない」という声が相次いでいる。
放送休止の背景に、ダウンタウンらレギュラーキャストの高齢化が挙げられている。『笑ってはいけない』シリーズは尻叩きと長時間ロケが売りで、5人全員が50代に突入した中、企画継続の是非が一部で話題になった。
またBPO(放送倫理・番組向上機構)の存在も取り沙汰されている。同機構は8月24日、公式HPに第237回委員会で「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議対象に。「個別の番組を対象とするものではない」と前置きしつつ、「視聴者やBPOの中高生モニターから、出演者に痛みを伴う行為を仕掛け、それをみんなで笑うような、苦痛を笑いのネタにする各番組は、『不快に思う』『いじめを助長する』などの意見が継続的に寄せられてきていること等を踏まえ、委員会で視聴者意見が寄せられた複数の番組を視聴した上で討論した。その結果、委員会として、青少年に与える影響の重大性に鑑み、このテーマの審議入りを決めた」と公表。『笑ってはいけない』の継続が不安視されていた。
『笑ってはいけない』休止により、今年の大みそかの視聴率争いは混戦模様となりそうだ。
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