『全裸監督』ヤクザの若頭でキレた演技見せた笠松将、こんどは幻想世界に耽る青年役に！

#ドゥニ・ヴィルヌーヴ #ファンファーレが鳴り響く #リング・ワンダリング #ワルシャワ国際映画祭 #全裸監督 #笠松将 #金子雅和 #阿部純子 2021.09.24

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突き抜けた演技が印象深い笠松将が、静かな演技で見せる特報動画

『ファンファーレが鳴り響く』で突き抜けた役柄を主演として見事に演じ、『全裸監督シーズン2』ではヤクザの若頭として狂気の演技を見せた笠松将が主演し、国際的にも活躍する阿部純子がヒロインを務める映画『リング・ワンダリング』が、来年22年2月に全国公開される。このたび、特報、ティザービジュアル、場面写真が公開された。

公開された特報は金子雅和監督自身の手によるもの。雪の積もった土の上を歩く男の姿、涙をこぼす主人公・草介、動物の頭蓋骨、凛とした表情を見せるヒロインなど、本編中の印象的な場面が切り取られ、最後に「忘れないで、私の姿……」というヒロインの声で締めくくられるという幻想的な世界を想像させる1本だ。

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ティザービジュアルは、筆書き風のタイトル文字とともに、劇中漫画の作画を担当する漫画家の森泉岳土が手掛けたイラストレーションがあしらわれた印象的な1枚。描かれたニホンオオカミの頭の中に、草原でアルバムを眺める草介の姿が映し出されている。ティザーチラシは渋谷シアター・イメージフォーラムほか都内映画館で配布している。

リング・ワンダリング

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ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門への出品決定

本作品は、第37回ワルシャワ国際映画祭コンペティション部門への正式出品が決定した。

映画祭ディレクターのステファン・ラウディンは、本作品を招待した理由について次のように語った。

「物語に感動し、泣き笑いする時、私たちは映画の素晴らしさを感じます。また、映画を見ていると、私たちはある種の魔法の目撃者となることがあります。映画の魔法。それは素晴らしく、しかし稀にしかできない体験です。そして『リング・ワンダリング』には、その全てが備わっているのです」

コンペティション部門グランプリ受賞作には、2004年アスガー・ファルハディ監督の『美しい都市（まち）』（日本劇場未公開）、07年ディアオ・イーナン監督『夜行列車』（日本未公開）、10年ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『灼熱の魂』、13年にパヴェウ・パヴリコフスキ監督『イーダ』など、いまや世界的に評価されている監督たちの初期作品が並ぶ。