つまんでちょんまげ
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岡本信人、役柄通り無機質な演技心がけ「気持ちはとっくり」

『渡る世間は鬼ばかり』で国民的に親しまれ、来年22年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では武骨で一本気な坂東武士を演じる岡本信人。山口県岩国市の出身で、彼の地の観光大使もつとめる彼が、岩国のお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」のWEB動画に出演。このたび、「つまちょん侍」に扮したコミカルな動画『つまちょん侍、参上』篇が公開された。

つまんでちょんまげ

公開された動画は、とある料亭でのご接待のワンシーン。

「まずはご一献」と、スーツ姿の2人が緊張の面持ちで取引先の方へお酒を差し出す。

つまんでちょんまげ

しかし手が震えが尋常じゃない──実はその手の震えは、緊張からくるのではなく、岡本扮する「つまちょん侍」を抱えているためだった!

つまんでちょんまげ

無表情で「つまんでちょんまげ」と呟きながら精一杯自分の頭の徳利を差し出す「つまちょん侍」。それにおそれおののく取引先……。

つまんでちょんまげ

そんな渾身の接待の甲斐あって(?)、岩国のお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」の魅力が取引先にも届き、「よおーし、わかった!!」と、信頼を勝ち取る。

・公開されたWEB動画「つまちょん侍、参上」篇はコチラ!

ちなみに撮影当日は、2人のビジネスマン役が熱い演技を繰り広げたこともあり、抱きかかえられた岡本のちょんまげかつらが何度も外れ落ちるハプニングも! しかし、70歳を超えて益々元気な岡本は、それにもめげず淡々と演技に臨み、かつら職人にかつらを何度も付け直してもらっては無表情な徳利に戻る……そんな姿に現場スタッフは胸を熱くしたという。

淡々と無表情な演技を続けた理由について問われた岡本は、「監督から『とっくりになってくれ』ということでしたので、それに徹してとっくりになろうと思ったのですから、とくに演技プランなどというのはなかったです。とっくりは無機質なものですから。あとは気持ちだけ、とっくりです」と、橋田壽賀子脚本作品から時代劇もの、刑事ものまで何でもこなしてきたプロ魂を見せつけた。

・その他の場面写真はコチラ!

日本酒がすすむ新たなスイーツを追加!

また、このたび「つまんでちょんまげ」のラインナップに、新たに2商品「はちみつレモンどら焼き」(桜庵 三木屋)と「いわくにマロンラスク」(岩国国際観光ホテル)が加わったことが明らかに。

桜庵 三木屋の「はちみつレモンどら焼き」は、白あんに、はちみつ、レモン果汁、レモンの皮を合わせた、さっぱり甘味。ふっくらと焼き上げた皮の中身は、岩国市産のはちみつや、瀬戸内の温暖な気候が育てたレモンの果汁や皮を混ぜた、白あん。甘みをおさえた爽やかな風味で、日本酒とのマッチングも抜群!

一方の岩国国際観光ホテル「いわくにマロンラスク」は、岩国名物「岸根ぐり」の甘みと香ばしいバター醤油のマリアージュが魅力。ラスクの両面に岩国名物の「岸根ぐり」とバター醤油のペーストをたっぷり塗り焼き上げた。上品な甘さと香ばしさにバゲットのサクサク食感で、不思議と日本酒が進む。

これに関して岡本は、「お酒にスイーツみたいなことが今話題になっていますが、これはいいのではないかと思います。 私自身でいえば甘いものが好きです。好きですけれども、これをあまり食べてしまうといけない。おつまみ程度でいただくというのが、とてもいいのではないでしょうか」と語っている。

つまんでちょんまげ

ちなみに岡本の趣味は、“野草採食”。そこで、おつまみ用の野草なんてあるのか尋ねたところ、「おすすめはタンポポの葉っぱの白和えです。今でもタンポポは一年中ありますから、花はありませんが、葉はありますので、それを摘んでいただいて、お豆腐と合わせていただいて、つまみということであれば、しっかりめの味のほうがいいと思います。ぜひ試してみてください」と期待以上の答えが返ってきた。

そして、これから初めて岩国市を訪れる人に向けて、岩国市の楽しみ方を伝授してくれた。

「まず、錦帯橋を自分の足で歩いて渡っていただいて、それから、城山を登って、岩国を見渡していただくと、岩国がだいたい分かるという感じがします。また、錦町から温泉のほうに行く人もいいですし、元気がある人は少し下ってカヌーをしてもいいです。お腹が空いたという人は、岩国の玖珂(くが)の『いろり山賊』に来て、野趣の豊富な夕食を味わっていただいて、また岩国のほうに戻ってきて、今度はライトアップしている五橋の錦帯橋を見ていただいて、温泉に浸かりながら1日を終わるという1日コースの感じでどうでしょうか。私は、とにかく岩国の錦帯橋と錦川の自然を楽しんでいただきたいと思います」

ふるさと納税返礼品としても取扱開始

「つまんでちょんまげ」は、10月1日からふるさと納税返礼品の対象となる。

提供されるのは、「つまんでちょんまげ5点セット(寄附額1万円)」と「岩国五蔵の地酒とつまんでちょんまげ 7点セット(寄附額3万円)」。 後者の日本酒セットは、市内5つの酒造メーカーの協力で実現。こちらは300セット限定となる。

つまんでちょんまげ

岩国の10事業者13商品を揃える「つまんでちょんまげ」とは?

「つまんでちょんまげ」は、岩国が誇る日本酒のブランド力を活かし、岩国の特産品を使用した日本酒に合うつまみを開発、商品化し、令和2年10月より販売している(https://tsumachon.com/)。

現在は、岩国錦帯橋空港内のスカイショップ「アイアイ」、岩国国際観光ホテル、橋の駅錦帯橋展望市場など、市内8店を中心に、山口県内外の計19店で販売しており、順次取扱店を拡大していく予定だ。