決闘を目前に控えた凜々しいアダム・ドライバーに悶絶!
リドリー・スコット監督がマット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレックを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』の公開が、10月15日に迫る。このたび、14世紀フランスを生きた実在の従騎士、ジャック・ル・グリを演じるアダム・ドライバーの場面写真が公開された。
・訴える妻×その夫×加害者の男…真実を語るのは誰? 史実に基づくリドリー・スコット監督最新ミステリー『最後の決闘裁判』
公開された写真のアダム演じるル・グリは、肩まで伸びた⻑い髪と髭を蓄え、⻘と赤の対照的なカラーが目を惹く凜々しい甲冑姿。本作品では、その妻に乱暴したとの嫌疑で対立するマット・デイモン演じる騎士、ジャン・ド・カルージュと決闘に挑む。まさに一触即発、決闘直前の緊迫感あふれるショットに痺れる。
アダムはこれまで、『スター・ウォーズ』シリーズでのカイロ・レン役をはじめ、『ブラック・クランズマン』、『マリッジ・ストーリー』、『デッド・ドント・ダイ』、『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』といった話題作に立て続けに出演。『ブラック・クランズマン』では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、『マリッジ・ストーリー』でもアカデミー賞主演男優賞にノミネート。今後もリドリー監督と再びタッグを組んだ『House Of Gucci(原題)』やレオス・カラックス監督の『Annette(原題)』の公開が控える。作品ごとに違う印象を抱かせつつ独特の存在感を放つアダムの魅力に注目したい。
史実に基づくミステリー! 黒澤明『羅生門』のような視点誘導
本作品は、 中世フランスを舞台に、騎士の妻マルグリットが夫の旧友に乱暴されたと訴えたことに端を発し、夫と被告による生死を賭けて始まった“決闘裁判”の模様を実話に基づいて描く。
黒澤明『羅生門』のように、事件を告発した被害者・マルグリット、その夫・カルージュ、被告のル・グリの3人の視点による3幕構成となっているのも魅力の作品だ。
果たして、裁かれるべきは誰なのか? あなたが、この裁判の証人となる。
『最後の決闘裁判』は、10月15日に全国公開される。
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