橋本環奈、自身が演じる”美雲ちゃん”を分析「物凄いキャラが濃いです」

#コメディ #ルパンの娘 #劇場版ルパンの娘 #岡田義徳 #橋本環奈 #深田恭子 #瀬戸康史 #観月ありさ 2021.10.08

『劇場版ルパンの娘』で祖父の死に関わる真実をつきとめ…

休養からの復帰を果たした深田恭子が泥棒一家“Lの一族”の三雲華を演じたドラマ『ルパンの娘』。その劇場版にして最終章『劇場版ルパンの娘』が、10月15日に公開される。このたび、橋本環奈演じる北条美雲の場面写真が公開されると共に、美雲の魅力について橋本が語った。

橋本環奈演じる北条美雲は、京都で代々続く「名探偵一家」の娘。Lの一族が祖父を死に追いやり、北条家を没落させたと思い、正体を突き止めるべく警視庁に入り和馬の部下となるが、次第に華たちが復讐の相手ではなかったとわかり、もう一人のLの一族の真相を華たちと協力ながら解明する役割を担う。

公開された場面写真では、いわゆる”名探偵”の扮装で呆然と立ち尽くす美雲が切り取られている。映画の終盤に祖父を死に追いやった人物を目の当たりにし、意外な真実に衝撃を受ける場面だ。

美雲を演じた橋本は「この格好を見て頂くとわかる通り、美雲はザッツ探偵です。見た目は探偵アニメに出てきそうなステレオタイプの探偵像なのですが、物凄いキャラが濃いです」と解説。

また、亡くなった祖父を慕う孫で、探偵業だった祖父を尊敬しているという設定で、探偵になるために努力を重ねた健気な女子であることを力説する。

「おじいちゃん子という設定なので、今の京都の若い世代の方とかは使わないような京言葉をしゃべります。小さい時から勉強しており、すごく頭の回転が速かったりだとか、真相を解明していくのが早かったりするんですけれど、時々ちょっと天然なところがあったり、可愛らしい部分も詰まっていて、そこが人間味があって、美雲ちゃんのいいところだなと思いながら演じています」

橋本なりの緻密な役の分析と努力が生んだ、泥棒一家のLの一族の面々に負けない魅力的なキャラクター。それが美雲といえる。

大胆なパロディ描写がSNSで話題！深田恭子主演ドラマの映画化

原作は、2015年8月に発表された横関大の同名小説で、謎の泥棒一家“Ｌの一族”でもっとも腕が立つものの跡継ぎを拒む娘・三雲華と、警察一家に生まれ何事にもまっすぐで“Ｌの一族”の逮捕を狙う警視庁の桜庭和馬の純愛ラブコメディ。『シーズン2』では2人が結婚して子どもを設けたほか、名探偵の北条家が加わって橋本も登場するなど、新しいキャラクターも追加。振り切れたコメディ描写がSNSを中心に話題となっていた。映画版では新たに“もう1人のLの一族”三雲玲として観月ありさが登場するほか、謎の大道芸人・月島俊哉として岡田義徳の登場が発表されている。

『劇場版ルパンの娘』は、10月15日に公開される。