直木賞作家・大沢在昌の同名原作を、福田沙紀と松下優也主演でドラマ化した『カルテット』。今年1月よりTBS/MBS系列で放送されたこのクライムアクションが劇場版に再編集され、6月10日より3日間限定で公開となり、その初日に新宿バルト9で松下と西海謙一郎監督による舞台挨拶が行われた。
アクションシーンが見どころの本作。事前に何か準備をしたかとの質問に松下は「クランクイン前に2回くらい、アクション監督の方と練習をしたが、基本的には現場に行ってから、その場の雰囲気を見ながらやった」と回答。これに西海監督は「とにかく覚えが早い。松下くんの場合、テスト1回、本番1回でOKが出ちゃう」と覚えの早さを褒めると、初めて松下のコンサートを見たときのことを振り返り、「ステージの踊りを見て、この才能を生かさない手はない。すごい素材を僕たちは手に入れたと思った」と絶賛していた。
また、次に松下と組むならどんな作品を撮ってみたいかとの質問に、西海監督は「アクションもでき、歌って踊れて芝居もできるので、『サタデー・ナイト・フィーバー』と『男たちの晩歌』を合わせたような映画を撮りたい!」と回答。今回、心残りだったのが「(松下に)拳銃を持たせてバンバン撃たせられなかったこと」だそうで、松下も「そうなんです。1回も撃っていない。撃ちたかったし、撃たれても良かった」と話していた。
一方、演じたタケル役と自分との共通点を聞かれた松下は「周りからは爽やかに見られることが多いが、割とタケルに似てるところがあるかも。ここまでヤンチャで人を殴りまくったりはしませんが(笑)」と答える。
そのコメントを聞いていた西海監督から、突然「人妻が好きなところが」との突っ込みが。これに松下は「いやいやいや」と照れ笑いするも、「人妻」という言葉に反応した司会からも「松下さん、人妻が好きなんですか?」とさらなる突っ込み。すると松下は「そこ、触れます?」と応じつつ、「悪くはないですよね」と満更でもなさそうなコメントを残すと、最後には「(タケルが)下ネタに行っちゃうのは、共通点かなと思います」と、聞かれてもいないのに下ネタ好きな一面も明かしていた。
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