宮崎駿の通話履歴はチェック済み？鈴木Pが監督はヘビーユーザーと明かす

2011.06.23

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この夏公開のスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』。この映画とタイアップしたKDDIキャンペーン発表会が行われ、主題歌を担当する手嶌葵、プロデューサーの鈴木敏夫、KDDIの代表取締役専務・高橋誠らが登壇した。

・『コクリコ坂から』は、長澤まさみと岡田准一が声で共演！
・『コクリコ坂から』×KDDIキャンペーン発表会、その他の写真

鈴木は「ジブリは携帯電話やインターネットから距離を置いてる」と語ると、KDDIとタイアップすることになった経緯について「毎年、現代美術館でジブリの展示をやっているが、その際にKDDIにはご協力頂き、高橋さんとは何回か面識があった。私は人の顔と名前を覚えるのが下手なので、会う度に名刺を渡してたら、去年のアリエッティの展示会の時に『いい加減に覚えてください』と言われ、私の顔を睨み、怖い顔をしていた（笑）。それが印象に残りました」と語った。

さらに「大きな声では言えないんですが……」と前置きした後、「先ほどジブリは携帯電話などから距離を置いてると言ったが、実は宮崎駿は携帯電話を持っているんです」と暴露。「会社で契約して持たせたものなので、彼も僕の前では『緊急時以外は使ってない』と言い張るのですが、記録は残ってるので（笑）それをチェックする限り、かなりの頻度で使ってますよ」と話し、宮崎の意外な一面を垣間見せた。

その後、主題歌を担当する手嶌葵が登場。『コクリコ坂から』の舞台にもなっている横浜で撮影したKDDIのCMにも登場する彼女。撮影時を振り返り「美しい洋館や海があり、きれいな夕日を見ました。とても素敵な思い出です」と語った。その後、主題歌の「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」を披露。透き通るような手嶌の声に会場が酔いしれた。

また、前日が誕生日だったことから、サプライズで高橋から手嶌に花束が贈られた。鈴木に「いくつになったんだっけ？」と尋ねられた手嶌が「24歳」と答えようとすると、被せるように鈴木が「36歳です！若く見えるでしょう？」と言い、会場の笑いを誘っていた。

『コクリコ坂から』は7月16日より全国東宝系にて公開される。